官能小説

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庭師徳山登場

俺は今年60歳の植木屋だ。
祖父の代から続いた由緒ある植木屋。

親父はいつも言っていた。
「植木屋じゃなく俺たちは庭師だ。人様の庭を作り上げる芸術家だ」と。
その誇りは俺にも受け継がれ、若いころから修行に励み、今では庭師徳山家の三代目として活躍している。

四代目は俺の長男だ。現在32歳の哲平。こいつもかなりな腕前になったが、まだまだ俺にはかなわない。

俺たちのお客は一流の人たちばかりだ。
成功し、立派な邸に住む金持ちばかりだ。

当然その庭もかなり広く立派なものだ。
俺は和風の庭ではなく、洋風の庭も作れる。
それは俺の代からだ。息子はどちらかというと洋風庭園の造園のほうが得意だ。

60歳になったが俺はまだまだ働く。
サラリーマンと違ってこの仕事は、体が続く限り出来る。
鍛えた俺の日に焼けた体は、その辺の若造なんかに負けていない。

今日も、俺はお得意様の相川家の庭で働いている。
当主は65歳の会社社長。
5年前に再婚した奥様は33歳の絵美。

銀座のクラブで働いているところを相川の目にとまったのだ。
仕事の出来る男は女にもマメである。

妻をもう10年以上も前に亡くした相川は、夜の帝王といわれるほどの男だった。
次々に女と遊んでいたが、絵美だけは別でついに後妻に迎えた。
妖艶な絵美がかなりな手練手管を使って相川を籠絡したと、もっぱらの噂だ。
「あいつは全身がセックスするために生まれてきたような女だ…」
酒の席で相川がそう漏らしたとか。
真偽のほどはわからない。いや、今の俺には十分わかるが(笑)

その帝王が最近は糖尿病がひどくなり、さっぱり元気がなくなった。
33歳の女盛りの絵美は物足りなく悶々とした日々を過ごしていた。

庭師の俺を見る目が何となく妖しくなってきたのは3か月前のことだ。

「徳山さん、お話しませんかぁ?」
俺にだけはかなりサービスしてくれる。
仕事が終わったあと、食事に誘われたことがある。

「今日は主人は泊りのゴルフだから私、ゆっくりできるんですぅ」
うっとりしたような目で見つめられると俺も男だ。
つい気持ちが動く。

俺は60歳だがまだ肉体は40歳の若さだと自負している。

俺たちは3か月前、ついに一線を越えた。
いくら絵美のほうからの誘いとはいえ、お得意様の社長夫人を盗むわけだ。
これ以上の興奮はない。
俺の前で喘ぎながら痴態をさらす絵美を見ていると俺も異様に興奮する。

そして今日も俺たちだけにわかるサインを絵美と交わし、俺の気持ちは高揚している。




更新日:2011-11-09 16:54:44

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