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「どうしてあの有名な飛田さんが来ちゃうんだろうなぁ?」

ユータはわけも分からずただ動揺していた。



「何が目的で来た!?」

トモはまだ激昂している。



そして飛田はミオに指を指した。



「ミオがどうしたんだよ?」

トモは訳も分からずその疑問を投げ出した。



「いやぁ、惚れた。可愛い。俺のもの。」

飛田はそう言った。

「意味がわからねぇお前がムカつくのはよくわかったけど・・・よっ!」
と言ってトモは飛田に向かって飛び殴りにかかった。

が、しかし…



スカッ



その拳は空ぶった。



「なっ?今、殴ったはずじゃ・・・?」

俺も混乱している。

ミオm・・・


「キャアッ!?」

その瞬間ミオの悲鳴が聞こえた。

「「ミッ、ミオッ!!?」」

何が起きた?

「ハッ、やっぱいい女だなァw」

飛田が俺たちの背後で汚い声でそう言った。

「テメェ…」

トモの怒りのボルテージは上がっていくばかりだ。

悪魔ノ剣をトモは発動した。

「ミオを離せよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

トモは再び飛田に襲い掛かった。

だがその攻撃もまた抑えられる。

トモは剣を振ろうとしたとき紅雷という男に止められた。

「飛田サン困ッテル・・・ダカラ、オ前止メル。」

その男はトモの手首をガッチリと掴んでいる。

「おっ、お前っ!!」

トモは必死で抵抗するが全く意味が無かった。

「クッソ!!」

ユータはターボ・ソードを発動した。

そして飛田に襲い掛かった。



スパッ、ブシャア・・・



血が辺りに飛び散った。

しかしそれは飛田のではない。

加藤一。外見が地味で冴えなそうな顔をしている男がその斬撃を闘気(オーラ)を使わずにその身でその斬撃をくらい抑えたのだ。

「ぐあああっ!!?」

加藤はそのまま意識を失った。

そして倒れた。

「相変わらずいい盾だぜ、加藤よ。」

飛田は倒れている加藤を足蹴にした。

そして何度も何度も飛田は加藤を踏み続けた。

「飛田、お前近年稀に見る中々のゲスだなぁ!」

ユータは飛田にそう言った。

そして飛田はミオを片腕にユータの前まで行った。

「よく言われる♪」

そういった瞬間ユータは一瞬で突き飛ばされ意識を失ってしまう。

「ユータっ!?」

トモは反応した。

「オ前モ…」



ゴキッ



「ああっ!?」

その瞬間にトモは掴まれていた腕を折られた。

「折。」

「ソシテ…」

「沈。」

そう言ってトモの首の裏を叩いた。

「…っ………!?」

トモはその場で倒れた。



その奇襲でユータたちは完膚なきほどまでにやられた。

そしてミオまでもが奪われてしまった。





episode5 END

episode6 NEXT

更新日:2011-11-25 22:46:03

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