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「貴様等には闘気を扱ってもらい各それぞれ能力を手にしてもらう。」
「闘気ってなんだよ。」
俺は聞いた。
「いや、入り口で注射さしてもらったじゃん。」
教官はそう聞いてきた。
「注射ってあれか?」
トモは刺された方の右腕を出した。
「あぁ、そうそれそれw」
刺された後を見て反応した。
「それが?」
「それが闘気の注入された印だ!」
「それをどうするんですか?」
ミオはそう聞いた。
「まずは1時間講習をして後の3時間を操作実習して残り1時間で実践訓練だ!」
「「「ハードッッッ!!!?」」」
はっきりいうと教習所に通うのは今日1日だけみたいだ。
えっ、たった1日なの?
通うの?足りなくね?
足りないよきっと。
だって小中高行ってても算数はまだ理解できてないもん。
分数、割合が分からねぇもん。
この前のテスト赤点だったし。
※作者がな。
「ということで今日1日でお前等を戦えるレベルにまで育てる。」
「そして明日は死合だ!!!」
展開が速すぎるだろ!!?
「教官、いくらなんでもそれは早すぎませんか?」
トモは教官にそういった。
「仕方ないだろう。それがこの地獄所のルールなのだから!郷に入ったら郷に従えだ!!!」
教官はトモに言い返した。
「くっ…うぅ・・・…」
正論なのでなにも言い返せないトモだった。
「とりあえず、講習お願いします!教官!!!」
俺たちは生き残るための一歩を踏んだ。
episode3 END
episode4 NEXT
更新日:2011-11-11 20:39:53