• 48 / 55 ページ

☆::第七章  育む愛::☆

「あなた・・  ただいま」
その日のうちに、洋子は城の内のところに飛んでいった。
「おかえり」
「とっても寂しかったわ」
二人は、お互いの愛を肌で感じ・・そのままお互いを抱(いだ)き合う。
身に纏った衣類を一枚一枚剥ぐように洋子の身体から全て外した・・・
真っ白の肌が、浮き上がり
その肌を這うように城の内の唇が愛撫する。
「あぁぁ~」
洋子の少し半開きになった口から声が漏れた・・
耳たぶ・・・そして、唇・・  乳房を優しく手のひらで包み込む。。 そして、乳首を人差し指と親指で摘むように弾き舌で吸い上げた。
ちょっと尖らせた舌で優しく突いては、激しく愛撫する。。
城の内の手が、恥ずかしい部分に触れると・・腰が刺激に答えるように小刻みに揺れる。。。
愛撫は、その小刻みな揺れをも見逃さないように舌の這う力を抜かない。。  優しく・・そして強く愛の激しさを表現するように白い肌を色付ける。 中心部に差し掛かると・・舌の動きは一層激しく突くように刺激し洋子の悶える喘ぎを響かせた・・・
「洋子 愛してる  愛してるよ~洋子  君が欲しい」
その感触は、中心部の奥に伝わり洋子は城の内とひとつになることを望んだ。
「あなた・・ あなたがほしい」その声は縋るように城の内を求めた。。  そして、腰を浮かし挿入を手助けする。
「いくよ  洋子」
もう洋子の中心部は、受け入れる愛液が溢れてるようだった。
初めての結ばれる瞬間だった。
「あぁ~  嬉しい」
「私も嬉しい  洋子嬉しいよ」
もう怖くない・・ 洋子はその感触が夢の中への訪れのように肌に刻み込んだ。
「あなた・・ 私、嬉しい~痛くないわ」
「洋子 愛してるよ  結婚しよう」
「えぇ  私も  あなたと離れたくない」
洋子の手のひらに、城の内は自分の手を重ねた。
交互に挟まれたお互いの指が絡み合い愛の深さを感じる。
ひとつに結ばれたまま城の内の腰は、愛を植えつけるように上下に動き・・その動きに合わせて洋子の声が漏れる・・
その行為は、お互いを性への歓びに導くように激しく繰り返され、永遠に続かのように愛する人を求め合う。。。
汗でしっとり濡れた肌が、お互いの肌に密着するように卑猥な音を奏でる・・・
二人は、初めて結ばれた瞬間を心地いい感触で互いの絶頂感を味わった・・
城の内の胸に顔を埋めて洋子は目を閉じる・・・
「あなた・・ 愛してる」
「私も君を・・洋子を愛してる・・とっても君は可愛い。 一生私だけの洋子で居て欲しい」
「はい。 勿論よ~あなた  何処へも行かないわ」
「今度・・私の両親と兄に逢って欲しいの」
「うん。 逢って君と結婚させて欲しいと頼んでくるよ」
「嬉しいわ」


更新日:2013-04-05 10:24:36

  • Twitter
  • LINE
  • Facebook