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どんぐりの背くらべ

昨日の夜から、レビューをめぐったちょっとした騒動がある。

俺はここが好きで、毎日のように覗きにきている1ユーザーだ。
だから、こんなことになってんのは、悲しいな。
レビューってしちゃだめなのか?
厳しい感想書いちゃだめなのか?

もちろん、それで不愉快な人がいるんだろう。俺はそういうさじ加減が分からないから、あんまりやらない。良かれとしたことが裏目に出るって、悲しいよな。

でもな、俺から言わせれば、そして、ここにいる全員がわかってることだと思うが、ここにあるのは全部シロウト作品だ。


泉鏡花賞より優れた文学がここにあるか?
アニメになったファンタジーがここにあるか?

ないだろ
これから出るかもしれないけれど、まだなんだ。ひとつもないんだよ。



どんぐりの背比べなんだよ。


あなたは艶の良いどんぐりですね。
あなたは先っぽが特に尖っていて、すてきですね。


そうやって互いをなめ合ってるだけなんだ。

まるまる太ったおいしそうな栗にはなれない。
よそ様の皿に乗せて「おいしいから食べてください」って言えるようなもんじゃないんだ。


でも、俺らはそれをわかっててどんぐりを愛でている。
どんぐりだと知っていて、おいしそうだなんだと褒めているんだ。


しかし、所詮はどんぐり。
「おいしそうですね」って褒めたところで、絶対に食べたりしない。

だったら、それを褒める基準っていうのは、「自分の好みか、そうでないか」

これだけだよ。それ以外には何もないよ。


俺は芥川賞なんて、神様みたいな作品を取り上げてつまんねーだなんだとゴタクを並べているくそやろうだが、ここの作品に芥川賞以上の神様がいるかって言われたら、「いない」って言うよ。


そして、それはここにいる全員がわかっているはずなんだ。


これを何人が読んでくれるか。
はたまた、読まれる前に沈静化されるかもしれないが。

早く落ち着いて、好きなもん書いて読める場所に戻るといいな。

更新日:2011-10-23 09:20:25

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