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天空の女神

その一瞬、リュカの腕の中に小さく納まっていたビアンカの
身体が硬く強張ったのを、リュカは感じた。


「・・・うん・・・いいわよ・・リュカだけに・・・なら・・・」


両の手で胸を隠す事もなく、リュカの腕の中からそろそろと
ビアンカはゆっくりと立ち上がった。


ビアンカが余りにも自分の近くで、自分の腕の中からゆっくり
ながらも立ち上がった為、必然的に立ち上がったビアンカを
眺めるために、リュカは一歩後ろに引き下がった。



「・・・どう・・・かな???」



耳まで真っ赤になりながら、恥ずかしそうに上目づかいで
ビアンカはリュカを見上げた。


透ける様な色白の身体。
美の女神が嫉妬をする程の、完璧なプロポーション。



<エッチな下着>を装備したビアンカは、「天空の女神」
そのものあった。



ビアンカと同じく、耳まで真っ赤になったリュカは次の瞬間、
ひしと無言でビアンカを強く強く抱きしめ、熱く激しいキスを
何度も何度も繰り返した。


幸せ一杯のビアンカも、顔を赤らめながらおずおずと、それに
応えた・・・


更新日:2011-10-03 09:11:14

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