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第1章 交流分析とは?

☆交流分析とは?

 交流分析は、英語では『Transactional Analysis』と言います。

 ”交流”って聞くと、なんかとてもフレンドリーで平和的なイメージが湧いてくるのですが、このTransactionっていう単語は、”やりとり”あるいは”駆け引き”という意味合いを持ちます。従って、友好的な関係だけではなく、非友好的な(?)対人関係も含むことになります。

 いったいそれはどういうことなんでしょうか・・・??

 人間って、誰かとのコミュニケーションのパターンとして、その場を盛り上げようとしたり、周囲の気を引こうとしたり、自分を守るためにわざと自分を卑下してみせたり、いろいろな『手段』を使いますよね。
 そういう何か相手を操作する為の様々な意識的・無意識的な細工は、やがてその人の心の中に定着し、、対人関係のクセになります(基本的な人生態度になるのです)。

 そこで、自分を振り返ってみてその対人関係のクセに気付き、そして社会の中で人と人とのより良い関係・コミュニケーションを目指していこう。。。
 そうすれば、人生はもっともっと良くなる。

 そういうのが、交流分析の基本的な考え方になります。

 交流分析を開発したのは、エリック・バーン博士で、1950年代から1970に亡くなるまで、精力的にこの分野を拓いていきました。彼の没後も、多くの後継者によって大きな広がりを見せています。

 バーン博士が交流分析を開発しても、古典的な精神分析が優勢の時代には単なる”Pop Psychology”(大衆向けの心理学とでも言うのでしょうか)という扱いしか受けませんでした。しかし精神分析があまりに曖昧で時間がかかる為にその勢いが落ちている今日、そしてメンタルヘルス(特に疾病予防)の観点から、健常者を中心とした自己理解・自己成長の大切さが叫ばれるようになっている現代において、『精神分析の口語版』と呼ばれる交流分析は、ますますその重要性を高めています。

 それでは、交流分析の主要7分野の概略をご紹介していきます。幅広いココロの世界を存分にお楽しみ下さいね。

更新日:2009-01-09 17:41:13

対人関係の心理学【交流分析】って、どんなもの?