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貴方を知りたくて

「梓ちゃん!久し振りじゃん!!」

mistへ行くと、いつものあの笑顔で早坂さんは私を迎えてくれて
私もちょっと顔が綻ぶ。

この人は他人を寄せ付ける魅力がある人なのかもしれない。

佐藤さんとは違った意味で。

そのままいつものカウンター席へ座った。

「今日はアルコールOK?」

早坂さんがカウンター越しに聞いたので私は頷く。

カクテルを作ってくれて私に差し出した時
私は話を切り出した。

『早坂さん…すみません…今日時間ありますか?』

「えっ…」

それまで動いていた早坂さんの手が止まり
驚いたように目を大きくして私を見た。

『もし、無理なら空く時間まで待ってます。
だから…』

更新日:2011-09-09 16:10:17

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