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後記(というか、言い訳めいたこと)

この小説は「混沌への序曲~イラストコーナー」でも書いてありますが、
もう10年以上も前に書いたものです。
その頃はコンピューターもまだ今ほど家庭に普及してなく、
携帯電話も個人で持っている人は殆どいませんでした。
10年数年という歳月は、あらゆる生活を変えてしまったのです。
そこでまず、設定の見直しから始まりました…。

今回、ここに掲載していただくに際してあらためて読み直せば、
幼稚で粗ばかりの文章。
本当に、こんなもの載せてしまって良いのだろうか?
ずっと不安は付きまとっていました。

それでも章が進むと何人もの方から感想や励まし、応援メールや
書き込みを頂き涙する毎日でした。
いつでも止める覚悟はしていたのですが、結局というか、とうとう
最後まで書いてしまいました。

本当に、ここまで読んで下さった方々、有難うございました!
辻褄が合ってなかったり、無理矢理なこじつけは星の数…。
星といえば、序盤から、まさに星の数程ばら撒いた複線は
全て回収(?)出来たのでしょうか?
ちょっと自信がありません。

まだ私の手元にある大昔の下書き、というか殴り書きのような設定は
今や、修正だらけで解読することすら困難な状態です。
書き直しても修正しても所詮は、この程度のレベル。
本当に長いうえに読みづらくて申し訳ございませんでした。

ラストも、お茶濁し的な終わらせ方です。
読み手の想像に任せるといえば聞こえはいいですが、実はどのような
エンディングが「クトゥルー神話」には合っているのか、力不足で書き
切れなかったというのが本音です。

健二はどうなったのか?麻梨は?耕平は?ジョナサンは?村人達は?
そして主人公の優香は、この後どうなるのか?
もし目覚めた時、隣にいるのは誰なのか?
ラストにボートを押していた魚人の正体は?
最初に優香にテレパスを送ったのは?
耕平は何故、ボートに乗せられていたのか?
続編を匂わせる複線らしきもの(?)は他にも多数あります。
でも続きは無いんです。すみません。

この先は姉妹版ともいうべき「混沌への誘(いざな)い」があります。
実をいうと、こちらも丁度10年ほど前に書いたものです。
これに懲りずにどうか、またお目を通していただければ嬉しい限りです。
ではまた、お会いしましょう。

そしてもう一度、有難うございました。
あなたに素晴らしい夢が届けられますように。

更新日:2012-04-08 09:37:52

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