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小説

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片足の怨み

 人気格ゲーキャラ「ピューリ」たん。ロリ系スレンダーなのにバスタード級の大剣を振り回し、しかも「はいてない」説もあってすっかりヤラれ、フィギュア購入。レジン製組立キットパーツ数18。塗りは苦手だが、やってやるゼ!
 おや?パーツが多い。まるまる右足一つ分。ま、いいか、と無視して組み立てのが約1年前。
 そして、今夜。
 全身金縛り。仰向けの胸の上に「ピューリ」たん。危ういミニからは、左足しか出てない。無塗装で、ということは、もしや。
「アンタのせいで、あたしは返品された。在庫扱いで、ついに廃棄処分決定。だから逃げ出した。アンタが、あたしの足さえ返してたら!この辛さアンタにも味あわせてやる!!」
 待て!!配送ミスも廃棄決定も業者の事だろ!?
「問答無用!!」
振り下ろされる大剣!そして、









ガキン!!

 剣が剣で止められた。塗装済みの「ピューリ」たんだ!
「この人は我がマスター!!やらせはしないっ!!」
体の上が戦場になりかける。たまらず叫んだ!
「まだ足は取ってあるっ!!だからっ!!」



 今、部屋には2Pカラー「ピューリ」たんが新たに加わり、2体揃って微笑みかけている。

 因みに魔改造は…断られた。

更新日:2011-07-31 00:55:36