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小説

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連鎖回帰

 7つ年上の高校生のお姉ちゃんは、やさしくてきれいで、ぼくの一番好きな家ぞくだった。

 でも、1か月前くらいに、夜に、はだかみたいなかっこうでかえってきてから、おかしくなった。

 今、お父さんとお母さんは、お姉ちゃんがいなくなったから、すごくさがしてる。

 ぼくは、お姉ちゃんの花だんを、お姉ちゃんのかわりにたがやしてた。

 そしたら、となりのおばちゃんが話かけてきた。

「お姉ちゃんのかわりに?えらいわね。そういえば、もう3日たつのかしら。早く見つかるといいのにね」

でも、おばちゃんは笑ってた。

 お姉ちゃんは、見つからない。ぼくは、お姉ちゃんと約束したから。

「お姉ちゃんは、よごれちゃったの。きれいにもどるためには、生まれかわらないとだめなの。だから、手伝ってくれる?」

 ぼくは、うん、って言った。

 だから、花だんをたがやす。お水とひりょうをあげる。



 いつか、お姉ちゃんが、きれいな花になって、生まれかわるために。

更新日:2011-08-21 11:13:57