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No.4 「短き時と長い時」

「ふぁぁぁぁ~。」

まだ眠気が残る朝の七時。

今日、俺は働く場所を探すべく、聞き込みに行くのだ。

「さて、行くかな。」



家を出て早十分。
俺挫折。

「一体どこに行けばいいんだ?」

・・・、そだ、困った時の神頼みだ!
博麗神社に行こう。



「れーいむー。」

「あら那鷺、何か用?」

眠そうな顔のまま、出てきたのは霊夢。

「・・・。よだれ付いてんぞ。」

「っ!?」

赤面しつつ顔を拭く霊夢。

巫女服の袖で拭くなよ・・・。

「んで、何の用?」

「仕事見つからないからさ、神頼みに来た。」

「ん、仕事?」

「ん、何かアテあんのか?」

「ええ、あるわよ。ちょっとー、打ってつけの奴がいるわよー」

更新日:2011-07-23 20:47:22

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