No,2 「夏の日を楽しむ」
「さて、那鷺くん。」
「なんだい?にとり。」
朝、少し肌寒かったりする。
夏なのに。
「何を考えているかは知らんが、聞きたい。君の能力について詳しく教えてくれ。」
「詳しく、か。」
「不都合でもあるのかい?」
「不都合のふの字もねぇよ。だがな、はっきり言うと、謎が多いんだよ、この能力。」
「生まれてきた時、持って生まれたのだろう?かなり年がすぎているはずだが・・・。」
「使いたくなかったんだよ、純粋に。まぁいいや、とりあえず分かっているところまで説明しよう。紙とペンある?」
更新日:2011-07-17 23:24:48