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4章 解決編

 大体の全体像は把握した。
 しかし、これはまだまだ推測の域を出ない。
 ここはひとつ、賭けに出る必要がありそうだった。


 その夜、私は町外れの崖の影に身を潜め、“彼ら”が来るのを静か
に待った。


・・・・・・・・さて、おわかりいただけただろうか?・・・・・・・

以下、解決編始まりです。








 下半月の月が天高く昇る頃、先ずはひとつの丸い球体が姿を現し、ほどなくしてもうひとつの丸い球体が現れた。

 示し合わせたように二人は互いに近づいて、何事かを話し始めた。

「ハズ。話ってなに?こんな夜更けに呼び出すなんて。あの探偵に探られてることに関係があるの?」

「何言ってるの?あたしを呼び出したのはあなたでしょ?疑われてる、もう耐えられないって言うから慌てて来たのに」

「あたしが呼び出す?待って。あたしは今自由に動けない身の上なのよ。そんな危険を冒すと思う?あの探偵がうろつくこんな時に!」

更新日:2011-05-01 14:59:20

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