エマの羽の感想

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感想

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-05-02 17:51:07

杉本邦香さん、初めまして。

なんと、エマ…じゃなかった、ツバメを育てられたのですか。
その、弱々しくも一生懸命群れを追う姿、なんだか目に浮かぶようです。
旅立ちを見送るのは素晴らしくも寂しいことだったでしょうね。
もう逢えないと思ったのなら尚更に。
それが2年という時間を経て戻って来てくれたなんて…しかも家族と共に!
そのお話で感動してしまいました。
本当に、命は時に驚くほど力強く、そして縁は多くの垣根すら越えて不思議に巡るものですね。

お読みくださり、素敵なご感想とレビュー、ありがとうございました!

  • 投稿者:杉本邦香

  • 投稿日時:2010-05-02 06:45:35

初めまして。

いいお話をありがとうございました。
エマがとんでゆく姿を想像しているうちに、自分がツバメの雛を育てたときのことを思い出しました。

彼は巣立つとき、エマのように力強くもなく、美しくもなく、ただよたよた、へなへなと群れの最後尾にようやく追いつきながら飛んでいったのです。
ツバメが海を渡り、ふたたび日本に戻ってくる確率は25パーセントだとか。
彼はおそらく無理だろうと、ワタクシは複雑な思いで見送りました。

ところが、2年後、わが家のガレージに戻ってきたのです。お嫁さんを連れ、子どもたちを連れて。

このお話を読んで、そんな小さな命の力強さ、自然界の不思議さを強く思い起こしました。

勝手な思い出話を書き散らしてごめんなさい。
とても、感動しています。

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-04-30 00:00:45

誘偽さん、こんばんは。

おおっ 鳥ラヴですか!
道端や公園の木の枝、収穫後の畑や電線の上、屋根の庇、駐車場、色んなところで彼らは一生懸命に暮らしていますね。
人間がたくさん加工してしまった世界でも、彼らは自分に出来ることを頑張ってちゅんちゅんぴよぴよがーがーと過ごしている。
その姿を見ると私も思わず顔が緩んでしまいます。(傍目にはアブナイヤツかも
誘偽・エマ・勇人さんは強靭なツバメですね。くちばし強っ(笑

危険から必死で逃げて、心に巣食った恐怖が降りる場所を失わせて、エマの旅路は本当に苦しいものだったと思います。
誘偽さんが見守る中で疲れきって降りていくエマには、その優しい投げかけが届いていたのかもしれませんね。

>生きると言う事は、それらすべてを飲み込み、そして成長していく事にある。

そうですね、今も過去も痛みも悲しみも認め、一つ一つ喜びに気付けるようになっていく。
そうして本当に強く優しく心は育っていくのだと思います。

こちらこそ、素敵なご感想とレビューに感激です。
お読みくださり、ありがとうございました。

  • 投稿者:誘偽 勇人

  • 投稿日時:2010-04-29 23:27:46

 こんばんわ(^^♪
 作品を拝読させて頂きました。
 
 鳥ラヴな私としましては、この人間どもは許せませんでしたね。
 私がエマなら、こいつの脳天にくちばしで穴をあけ、風通しが良くなるようにしてやっていた事でしょう(黒笑)
 全体的に文章が美しく、情景がありありと目の前に浮かんできました。
 エマが理想郷を目指すところでは、止まる事の出来ない彼女(?)の心の傷の深さに、読んでいる私も痛みを覚えました。
 もういいよ。
 そこで羽を休めようよ。
 かたくなに飛び続けるエマに、何度もそう話しかけていました。
 ラストでエマが得た結論は、まさに今を生きる私達そのものですね。
 暴力が強いわけではない。
 優しさが弱いわけでもない。
 生きると言う事は、それらをすべて飲み込み、そして成長していく事にある。
 私も同感です。

 素敵な作品をありがとございました(^_-)-☆

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-04-29 18:41:58

瑠寧さん、こんばんは。

エマの翔ける空から共に色々なものを見て頂けたでしょうか。
辿り着いた場所で、何かを見つけて頂けたでしょうか。

飛び続けること、生き続けること、命を宿した全ての者にとってそれは使命なのでしょうね。

暴力だけが強さではなく、そして優しさは弱さではない。
ひたすら懸命に生きようとする姿は愛しいし、必死であっても自分以外のものを思いやれる人は美しいと思います。
私もそんな場所に辿り着きたいです。
瑠寧さんも、その優しい強さを大切にし続けてくださいね。
偉かったねぇ、と聴こえてくるあの声を失わないように。

お読みくださり、素敵なレビューにも感謝します。
ありがとうございました。

  • 投稿者:瑠寧

  • 投稿日時:2010-04-29 11:27:19

こんにちは。
読ませていただきました。

悲しくて、切なくて、エマに感情移入してしまいました。
飛び続ける、生き続けることが、使命なのですね。

生きていくには、強さと優しさが、必要なんだと思います。
そこが、どんな場所でも環境に左右されない強さと
優しい心を忘れないようにしたいですね。

素晴らしい物語をありがとうございました。

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-04-28 20:55:52

呼鳥さん、こんばんは。

全体を通して悲しいトーンの作品かもしれませんね。
でも、その「なんとなく優しい気持ち」が、この物語にとってきっと大切なものなんだと思います。
それを感じてくださり嬉しいです。

ゴールは誰にでもあります。
大切なのはそこまでの歩み方、走り方、飛び方…そう、私も思います。
エマはその翼の限り飛び続け、そして迎えた場所であるからこそ受け入れる覚悟を持てたのでしょうね。そこがどんな所であろうと。

>強くなった自分の心があれば、生きる場所なんてそんなに重要なことじゃないのかもしれませんね。

きっとそうですね。エマも、人も。

お読みくださり、素敵なご感想もありがとうございました。感謝です。

  • 投稿者:呼鳥

  • 投稿日時:2010-04-28 09:08:16

こんにちは。
拝読させていただきました。

物語はとても哀しい始まりで、終わりもどことなく切ない。
でも私はなんとなく優しい気持ちになることができました。

どこにたどり着くかではなく、どうたどり着くかなのですね。
最後に見つけた場所は、エマのいるべき場所ではないかもしれないけれど、エマが選んで、エマがたどり着いた場所。
強くなった自分の心があれば、生きる場所なんてそんなに重要なことじゃないのかもしれませんね。

どこにたどり着いたとしても、精一杯生き抜いて欲しいです。

素敵な物語をありがとうございました。

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-04-23 22:24:20

カツオシ Dさん、ご感想ありがとうございます。

エマの旅立ちは悲しく、
エマの旅路は痛々しく、
エマの終着地は寂しさと共にあるのかもしれず…

やはり本来の住処ではないかもしれません。
それでもエマはそこで生きていくことにしました。
本当に安らかな場所は、終わりの時にあるのだろうか。
でも私は、どんな心で生きられたかが、その場所へ行くための一番大切なことのように思います。
エマは辿り着けるでしょうか? それはもう私にも分からないこと…ですね。

カツオシさんの感受性もまた素敵です。
物語はこうしてお一人お一人の読者様に様々な命を与えられていくんだなぁと、今夜も嬉しくなりました。
お読みくださり、ありがとうございました。

  • 投稿者:カツオシ D

  • 投稿日時:2010-04-23 03:35:40

 非情な人の行為を受けて、人間が信じられなくなったエマが、遠くへ旅立って行く様は悲しいですね。
 旅路の果てにようやく翼を休められる地を見つけたエマですが、そこはやはり本来の住処ではないように思えます。
 本当の安らぎを得られるのが、終わりの時というのは、とても寂しく感じました。

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-04-21 01:31:45

備さん、ご感想ありがとうございます。

聖書を深く知るたすくさんのお墨付きが…
人は遥か昔から近しい想いを手渡し続けているんですね。なんかとても切なくて、でも嬉しいです。

「許し」
それは、言葉や教えによって真に持てるものではないと、私は思っています。
と言っても私自身の人生しか分かりませんけれど…
「許せなければ、心がこれ以上生きられない」
だから、人は自分を救うために他者を許すのではないでしょうか? 憎しみを乗り越えるということは、きっと相手の為ではなくて。
そんな風に私は生を得てきました。
もしかしたら、エマは私自身でもあるのかもしれません。

>ただ、怒りと怖れから諦観の境地に入る部分があまりにも唐突な様に感じたのは、私だけなのでしょうか。

最後の部分の、エマが朝の中で答えに気付くところでしょうか。
改めて読み返してみて、なんだか仰るとおりかもしれないと感じました。
きっと言葉が足りていない。
私はこの作品を描いた時、エマと共にあったと思います。
彼が最後の心に至る時、私の目には彼が見た景色が鮮やかに浮かんでいました。いえ、今も。
うまく言えないけれど…彼はたぶん、もう一度揺りかごの中に降りられたんです。
それを感じた瞬間に動いた心、それが言葉にしきれていなかったように、改めて感じました。
でも今の私でもまだそれを描き切るのは難しそうです。小説って、やっぱりイイですね。なんだか今すごく想いました。

愛のあるご感想、本当に感謝します。
ありがとうございました。心から。

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-04-21 01:02:45

坪井鉄兵さん、ご感想ありがとうございます。

聖書に出てきそう…なんて仰って頂き、なんか自分で思う以上に神聖な感じがしてきました。(照

もし、エマが汚れた地上にもう一度降りることが出来ていたら。
生きていくことはとても恐くて、大変で、でもその中にある輝きに出会えたなら再び誰かを信じることが出来たかもしれない。
人間は汚れていない、美しく優しく生きたいと常にもがいている…胸に沁みる言葉です。
多くの「エマ」が、失望や絶望からもう一度顔をあげてくれることを祈りたくなりました。

お読みくださり、そして素晴らしいお言葉をありがとうございました。

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-04-21 00:54:12

真理さん、ご感想ありがとうございます。

「きをつけて、エマ!」
きっとお母さんと同じ想い。温かいです。
エマはまだとても幼いから、それが人間なら「死」が理解できないくらいの子供だから、ただ逃げることしか出来なくて。
でも人間より生々しい命の世界で生きているから、「死」を理解してしまって悲しかった。

真理さんと大切な人のあいだにどんなものが横たわっているのか分からないけれど、人もまた、いつか必ず別れを迎えるんですよね。
その時が来てしまったらどうか負けないで…と願うけれど、でも私は一緒に同じくらい心を痛めることは出来やしなくて。
エマは飛びました。
それは、飛び続けるしかなかったからです。
だって彼は生きているから。

辿り着いた場所で見つけたものは、本当の強い羽。
この物語の続きは真理さんの心の中で。

読んで下さったことも、何もかも、ありがとうございました。嬉しかったです。

  • 投稿者:神山 備

  • 投稿日時:2010-04-20 23:00:34

そこも神の御国なれば…

坪井さんが言われるように、聖書にでも出てきそうなお話。ベテル的な発想(創世記の話:私の小説ブロ立ち上げのきっかけにもなっている架所です)だなと思いました。

もう少し言葉が足りないような気がしました。小さな命からすれば、大切なものを奪った者に対する許しなぞ、考えにも及ばない事なのだと思うのですが、他との関わりの中でそれを見つけてほしかった。

すいません、ごく個人的な感情です。自分自身が人を許す事が出来ないのに他のものに許せというのは傲慢極まりないですね。

ただ、怒りと怖れから諦観の境地に入る部分があまりにも唐突な様に感じたのは、私だけなのでしょうか。

いつも愛にあふれる仙花さんだからこそ、敢えて言わせて頂きました。
ご無礼を平にお許しください。

  • 投稿者:坪井鉄兵

  • 投稿日時:2010-04-20 21:19:48

まるで聖書にでも出てきそうな逸話のような、寓話のような世界観。

エマよ、汚れた地上に降り立ち、そこで生きてほしい。

人間界は汚れてなんかいないし、人間は常にもがいているのです。

美しくやさしく生きていきたいと……。

すばらしい作品をありがとうございました。