あの夏、音のない花火を見上げての感想

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感想

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2011-06-21 02:00:55

吾妻さん、こんばんは。

お読み下さりありがとうございます♪
また夏本番が近付いて来ましたね。風物詩の花火、吾妻さんも楽しまれるのでしょうか。

この作品は、何も特別な物語ではないと思います。小説としては。
でもきっと、現実に誰かの想いを背負っている人々には、ありふれた人生なんて一つも無いんですよね。
そんな思いを籠められた時、小説は奇抜じゃなくても命の温度を持つのだと思っています。
そんな姿に少しでも近づけていればいいなと願います。

主人公が好む物や大切に感じる物。
電話の呼び出し音、祖父の自転車、風鈴の音色、花火……
たとえば何気ないことや小さな拘りにその人の“らしさ”って潜んでいる気がしますね。
「どんな花火が好き」
とか、そんな部分にもきっと。

“親友の声”に関しては、これでいいんです。
甦った声は何なのか……それは読者様に委ねたかったから。
ほんの少しの奇跡を含んで日常があるように、この作品にもそんな想いを託しています。

ですが、そうして疑問に足を止めてしまう読者様もやはり居ることは、心に留めておきます。
少し申し訳なくも思います。

何はともあれお読み下さり(しかも二周も!)、真摯なご感想とレビューまでありがとうございました。
また真夏のど真ん中にでも、気が向いたら遊びに来てください♪

  • 投稿者:吾妻栄子

  • 投稿日時:2011-06-20 10:49:35

拝読しました。

夏の風物詩である花火。輝く星空。
同じ夢を目指していたはずの親友の死。
一歩間違えれば陳腐な感傷的ストーリーに堕しそうな素材を
情感のある短編に仕上げた表現力に脱帽です。

亡くなった祖父の形見である自転車、
ずっと聴いていたいのに相手が出ることで途切れてしまう電話の呼び出し音等、
処々の描写が興味深かったです
(前者からは『アメンボ』と同様、物語には直接登場しない
亡き祖父の存在の大きさが浮かび上がりますし、
後者は花火の音に掻き消される親友の声とどこか通じるものがあります)。

ヒロインが小説、親友が漫画(イラスト)という
目指すジャンルの違いがラストで生きてくる点も良いです。

好きな花火の形にも両者の個性が反映されていますが、
再読すると、柳形の花火に仮託される親友の彼女の思いが切なかったです。

ただ、個人的に花火が掻き消した彼女の言葉は
謎のままでも良かった気はします。

というより、前後の箇所を何度読み返しても、
「これは、ヒロインの主観では聴き取れなかったはずの言葉じゃないの?」
「ヒロインが本当に聴こえてなかったとすると、
この台詞は誰の視点から描出されているの?」
「本当は聴こえてたけど、その瞬間のヒロインには
この言葉の真意が受け止められなくて、
それが死後の慟哭の場面に繋がっているのかな?」
と個人的にどうも腑に落ちないのです
(そういう読み方をするのは妥当じゃないのかもしれませんけど)。

それはそれとして、最後まで爽やかさや若さの持つきらめきを
感じさせる短編でした。
どうもありがとうございます。

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2011-06-19 21:13:44

happy songさん、こんばんは。
お久しぶりです。お返事が遅くなりすみません。
でもレビューはトップ画面で拝見していて、すでに感動していました。
ご感想は読んでしまったら必ずその場でお返事したくなることが分かっていたので、この二日あまりに時間がなく開くのを我慢していました。

やっぱり嬉しいお言葉が現れて、いま胸の奥が温かくなっています。
「感想が書けない」という台詞を、実は以前にコメントを下さった大橋さんも仰っていました。
なんと言いますか……すごく嬉しく感じています。もちろんhappy songさんと大橋さんのその意味は違うのかもしれませんけれど、でも確かなのはお二人ともこの作品に愛情を抱いて下さっていること、そう信じさせてくれるその台詞だから。

主人公の親友が呟いた物寂しい言葉。
私にとってすごく好きなシーンです。
私には私の、happy songさんにはhappy songさんの、“彼女の横顔”が浮かんでいるのではないでしょうか。
そうならいいな。

音のない花火に宿る気持ち、不覚にも感動しました。
「今度は音がないから私の言葉、聞こえるでしょ? あの時はありがとう」
ああ、だから彼女はあんなにも泣けたのかもしれませんね。
もしもそうなら素敵だなって思います。

ラストシーンは、スタートライン。
私達もまた今までに沢山のものに支えられてきていることと思います。
それを全部力に変えて、いつか彼女のように最初の一歩を踏み出したいですね。

素敵なご感想とレビューをありがとうございました。
何より、読んで下さり本当にありがとう。それも何度も。

また気持ちが向いたらこの花火に会いに来てください。

  • 投稿者:happy song

  • 投稿日時:2011-06-18 11:32:47

仙花さん、お久しぶりです。

とてもとても感動しました。
僕が今まで読んだFC2小説の中でも、特に好きな作品かもしれません。

なのに、感想が書けない。数回読み返しても、やはり感想が書けない。だけど、感謝の気持ちだけは伝えたい。そんな気持ちで、今は開き直って書いております(笑

”少し寂しいけれど、最後まで強く燃えている。そんなふうに年をとれたらな”という言葉。そして帰らないで星空を見上げているときに花火のいたずらによって、かき消されてしまった親友の言葉。伝えたかった想い。

本当にもう、切な過ぎます。

打ち上げられた音のない花火は、もしかしたら親友さんが打ち上げてくれたのかもと、勝手に考えてしましまいました。今度は音がないから私の言葉、聞こえるでしょって。あの時はありがとうって。色々と想像してしましました(すみません)。

ラストシーンでも親友さんが力になってくれている。

切ないけど、美しい物語に感謝致します。

HS

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-12-04 21:58:39

薄桜花さん、こちらでは初めまして。
御礼なんてとんでもありません。
感想を残したのはその作品に心を打たれたから。ただそれだけです。
でも、いくつも私の作品を読んで下さったというお言葉は素直にすごく嬉しく思いました。ありがとうございます♪

有名…なんですか、私!?(汗
こちらで作品を公開させて頂くようになって、まだ一年ちょっとというところです。有名な方々は他にたくさんいらっしゃいますよー(笑

人生の転機って、何気ない暮らしの中に突然訪れるんだと思います。
変哲もない一夏に、彼女に訪れた喪失。そして得た決意。
私の中でもいまもずっと生き続けている作品です。

薄桜花さんの胸にもきっと、咲くべき花がその時を待っていると思います。
ご自身の作品に胸を張ってくださいね。
少なくとも私は、『宇宙の果て』を読んだときに心を打たれました。

この作品が薄桜花さんに何かをもたらせることが出来たのなら、とても幸せです。
ご感想嬉しかったです。
レビューもすごく。
ありがとうございました。

長編の応援にも感謝です♪

  • 投稿者:薄桜花

  • 投稿日時:2010-12-04 20:23:33

仙花様初めまして。
いつぞやは私の稚拙な作品にご感想を頂きながら御礼が大変遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。

FC2小説では有名なお方だったのですね。
それを知ってとても驚きました。そんな方が作品を読んで下さったなんて。
そして作品を拝読してまた驚きました。とても優しくて素敵な作品を書かれる方だと思いました。
色々と拝見したのですがこの作品が一番心に沁み入りましたので、感想を残させて頂きます。

何の変哲もない些細な夏休みの思い出かと思っていました。
自分の夏休みを懐かしく思い出したりしながら呑気に読み進めていたのですが、途中で胸がキュンとなりました。
そして最後のページでは涙が零れそうになりました。

本当に素敵な作品を有難うございます。
長編を書いていらっしゃるのですね、そちらも楽しみにしております。

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-11-18 00:48:43

瑠寧さん、こんばんは。

とっても素敵な、温かいご感想…私の方こそ胸を打たれてしまいました。
私自身、この作品には強い思い入れがあって、すごく好きなんです。
だから、この物語を好きになってくれる誰かにもっと出会ってほしいなって思って、一番上にあげてみました。
読んでくれて本当に嬉しいです。

夏休み。
思い出の小道具達。
ふたりの会話、そして絆。
瑠寧さんの心にいつまでも残ってくれたらいいなと思います。

ありがとうございました。
レビューも、何もかも、心から感謝しています。

  • 投稿者:瑠寧

  • 投稿日時:2010-11-17 20:52:08

こんばんは。読ませていただきました。

とっても後悔しています。どうして今まで読まなかったんだろうかと・・・。
胸が震えました。どうしていいのか分からないくらい。

夏休みの空気を感じさせる風景描写と登場する懐かしい小道具たちも
乙女たちの会話も心理描写の上手さに脱帽です。

素晴らしい物語をありがとうございました。
やっぱり仙花さんは凄いと改めて思いました。

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-03-01 02:10:35

大橋零人さん。
ありがとうございます。
この作品の内容にほとんど触れていないけれど、それがむしろ作品の全てを包み込むような愛情を感じさせてくれて… まっすぐな言葉に文字が霞んでしまいました。
それから久しぶりに自分でこの物語を読み返しました。
やっぱり、この作品が大好きです。
私の中でも主人公と親友が確かに生き、たくさんの想いを抱き、そして強い決意とともに歩き続けています。

>この感動はあなたにしか生み出せなかった。そう思います。
このお言葉を読むたびに痛いくらい嬉しくなります。
同時に、この作品をそこまで輝かせてくれたのは貴方の心だと思います。

「Life is Melody」
そして
「ゴミ捨て場の補助輪」
を読んでくださったことと、そこからも何かを受け取ってくださったことを幸せに感じています。
派手に転んでなんていませんよ!もちろん転ぶのだって素敵な一歩ですけれど(笑

全てに、ありがとうございました。
この感謝、あの花火のように届け…!

  • 投稿者:大橋零人

  • 投稿日時:2010-02-28 21:01:52

『Life is Melody』に感動しながら思ったのは、(やはり、『あの夏、音のない花火を見上げて』の感想を書かねば)ということ。
でも、やっぱり書けませんでした。

初めて読んだ時、この作品は自分にとって特別な作品になりました。
だからこそ、今まで感想も書けず、(いつかはこの作品に相応しいコメントが浮かぶかも知れない)などと思いながら逃げてきたのです。

しかし、『ゴミ捨て場の補助輪』を読んで、ここはひとつ派手に転んでやろうと思いました。

特別なストーリーではなかったと思います。
あらすじ的には誰が書いてもそれなりに感動できる物語になるでしょう。

でも、自分の感動はそんなものではなかった。
繊細な心理描写に仙花さんの想いが滲み出ているように感じました。
この感動はあなたにしか生み出せなかった。そう思います。

ありがとうございました。

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-02-13 02:08:47

ビリーバーさん、こんばんは!(そろそろちょっと馴れ馴れしく呼んでみたり(笑))

この物語は、特にとても丁寧に描いた作品でした。
誰にでもある青春のひととき、別れ(死ではなくとも)、描きだす夢への切なる想い、それらを紡ぐなら読者様の思い出を汚さないように精いっぱいの力を注がなくては…という気持ちで。
何より、「小説」を夢にかかげる主人公は私自身の志の顕れでもありますから。

最後の絵に込められている想いはどれほどのものでしょう。それを思うと私も胸が痛くなりますし、温かくなります。
お読みくださり、レビューまでありがとうございました。
そして初めての感想…すっごく嬉しいです。

P.S.
良かったです。アレ書きながら自分で軽く照れが(笑
これからも素敵な作品を紡いでください。
こちらこそよろしくお願い致します!

  • 投稿者:D.D.ビリーバー

  • 投稿日時:2010-02-12 19:54:34

仙花さん、こんばんわ。

拝見しました。
素晴らしいです!
主人公と親友との友情・それぞれの夢・切な過ぎる別れ、そして主人公の新たな出発などが、鮮やかな情景描写や丁寧な心理描写と共に、しっかりと描かれていると思います。
ラストの”最後の絵”は、反則ですよ~(笑
一気に、涙腺が緩みました^^

ありがとうございました。

P.S. 「愛しい人」へのご感想、ありがとうございました。
    全然クサくありませんよ(笑
    本当に嬉しいです。
    これからもよろしくお願いします。

あの夏、音のない花火を見上げて