祖父の足跡 ~アシアト~の感想

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感想

  • 投稿者:ビリーバー

  • 投稿日時:2021-06-24 14:30:03

りおさん、こんにちは。
長い作品でしたのに、お読みくださりありがとうございます。

誰にでも死はいつか訪れますが、
どのように最後を迎えるかということは
とても深いことだと思います。

亡くなった方の心中や残された人たちの思い…
途轍もなく深いこと。

生き残っててよかったよと伝えられる人でありたい
私にとって「今」必要な物語だったからだ
…私にとって、十分なご感想をいただいたと感じています。

りおさん、ありがとうございました。


  • 投稿者:橘 りお

  • 投稿日時:2021-06-20 20:40:14

失礼ながら、10年前は読もうと思うところまで、気持ちがいきませんでした。
読み終えて合点がいきました。
私にとって、『今』必要な物語だったからだ! と。

見出しを見たときには『永遠の0』を彷彿させるミステリー仕立てのお話かと思いましたが、少し趣が違いましたね。

裕二のお父さんや祖母が、祖父の死に対して、ただ亡くした悲しみだけに浸れずに、ただひたすらに供養すれば気持ちが落ち着くわけではない、怒りとか悔しさとか複雑に入り交じっていただろう思いに、自分と重ねてしまいます。

自殺する人は、死にたいわけではない。
ただ、今の状況が死にたいぐらい苦しいんだ。
とはよく聞きます。
自分が死にたいときは、どんなに私が苦しいのか、解って欲しい気持ちでいっぱいでした。
生き残っててよかったよと伝えられる人でありたいです。

感想としては不十分な感じで申し訳ありません。

  • 投稿者:ビリーバー

  • 投稿日時:2011-06-29 12:15:43

栄子さん、こんにちは。

結構長い作品なのに、お読みいただいたうえ、素敵なレビューまでいただいて、心から感謝しています。
この作品は、祖父の死という悲しい出来事から始まりますが、それが生に繋がっていく様を、私自身の経験や思いを精一杯込めて、描かせていただきました。

現実では、みんながみんな、このような人達ばかりではないかもしれません。
でも、決してあり得ないこと、不可能なことではないとも思っています。
人は、様々な経験や出来事などを通して、変われるものだと私は信じています・・・それは、私自身にも大いに言えることでもあります。

栄子さんの、”登場する人物一人一人への惜しみない愛が感じられる”というお言葉、深く染み入りました・・・本当に嬉しいです。

ありがとうございました。
これからも、どうぞよろしく^^
それでは、また!

  • 投稿者:ビリーバー

  • 投稿日時:2010-12-29 10:17:27

呼鳥さん、こんにちは。
とっても温かいご感想、レビュー、すごく嬉しいです。

生物にとって、死ぬということは避けられない宿命ですね。
だから自分ができることは、命ある限り日々を精一杯生きること。
分かり切っていることだけれど、その限りある命を自らの手で絶ってしまう。
そこには辛過ぎる現実があって、そういう気持ちも理解できる。
それでも、やっぱり生きていかなくちゃいけない。
そして、その余りにも悲し過ぎる死が、少しずつ生に繋がっていく・・・そんな生き様もあるのではないか。
そう思えた時、コトリさんがおっしゃった生の真の強さや躍動感が生まれるのかもしれませんね。

コトリさんのコメントから、私もますます生きる元気をいただいています。
これからも大切な仲間として、末永くお付き合いくださいね。
本当にありがとうございました。
ぺこー(^^)

  • 投稿者:呼鳥

  • 投稿日時:2010-12-28 20:27:17

こんにちは!
拝読いたしました。

読み始めてすぐに、これは重くつらいお話になるのだろうなと思いましたが、つらいどころか、どの登場人物たちも生命力に溢れていたことに驚きました。

登場人物の多くが心に傷を負っているのに、大切な人の死を見つめて、自分はそこから立ち上がって生きていこうとする。

読み進めるごとに、祖父の日記は悲しいものになっていくのに、それに対比するかのように登場人物たちが生き生きしてくることに、感動しました。

ビリーバー様の命への真摯な姿勢と愛情に溢れた作品ですね。

素敵な物語をありがとうございました!

  • 投稿者:ビリーバー

  • 投稿日時:2010-11-09 11:15:47

happy_songさん、こんにちは。

かなり長い作品だったと思いますが、お読みくださったのですね・・・さらに、温かいご感想と素敵なレビューまで、本当にありがとうございました。

祖父の苦しみ、先立たれた者の苦しみ・・・それは共に、想像を超えるくらい辛いこと・・・それでも遺された者たちは、新たな一歩を踏み出さなければならない・・・それは決して容易なことではない・・・しかし、踏み出す者たちの背中を、そっと押してくれる人たちもいる・・・だから生きていける・・・そして自らも、人の背中を押してあげられる・・・お互いが、みんなが、生きていける。

私が作品を通して描きたかったこと、読んでいただく方に伝えたかったこと・・・その思いを、happy_songさんが感じてくださった・・・とても嬉しいです、心から感謝しています。

これからもよろしくお願いします!
また、伺います^^

  • 投稿者:happy song

  • 投稿日時:2010-11-08 18:53:22

ビリーバーさん、こんばんは。

最初は少しずつ読もうと思ったのですが、結局一気に読んでしまいました。
ビリーバーさんの人柄が窺える、とても優しくて、切ない物語でした。

祖父の自殺が周りの人に与えた悲しみは計り知れないものだったと思います。でもそこで立ち止まらない。そこからの一歩。裕二をはじめとして、登場人物の強くならなければという決意みたいなものが伝わってきて、僕も勇気をいただきました。悲しみを乗り越えた力は、本当に強いですね。

とても感動しました。素敵な作品、ありがとうございました。

追伸 裕二の名前の由来を読んだときは、ちょっと涙腺が緩くなりそうでしたよ。


  • 投稿者:ビリーバー

  • 投稿日時:2010-09-27 12:50:21

亜紀さん、こんにちは。

心の込もった素敵なご感想・・・全然下手ではありませんよ、充分に伝わってきました・・・とても嬉しいです。
そして、もったいないくらいのレビュー・・・重ねて嬉しいです。

中学生の頃の出来事、辛かったでしょう・・・いっぱいいっぱい自分を褒めてあげてください・・・僭越ですが私は、そんな亜紀さんを立派な方だと思います。

5人のかけっこ、後半の部分へ伏線っぽく描いた綱引き(夢)・・・私も好きなシーンです。
耕太郎が感動した魔法よりも尊いこと・・・細部までお読みいただき、感じ取っていただいた亜紀さんの心・・・とても温かく感じています。

長い作品にもかかわらず、丁寧にお読みいただき、素敵なコメントまでいただけて、私こそ素晴らしいプレゼントをいただきました。
本当にありがとうございました^^

これからもよろしくお願いします。

  • 投稿者:友野 亜紀

  • 投稿日時:2010-09-27 01:04:37

ビリーバー様、こんばんは。
ずっと「読みたい読みたい」と思っており、本日ようやく読ませていただきました(一気に!)。
私はどうにも感想を纏めるのが下手なので上手くお伝えできるかわかりませんが……
以下つらつらと認めますので、受け止めていただけると幸いです m(_ _)m

それぞれの章ごとに心打たれる台詞や何かを気付かされるような場面がありました。
けれどもそれらが作品を通じて一本のストーリーの中にきちんと納まっていて、
どのメッセージも出しゃばり過ぎず、でも確かにしっかりと、私に届きました。
読了後、裕二の見た綱引きの夢、その画が脳裏に広がりました。
一番好きな台詞は選べませんが、5人の河川敷のかけっこが最も好きなシーンです。

自ら命を絶つということ、どんな理由だろうと、やはり望ましくないことです。
でも、本気の度合いは違えど、一度もそれを考えなかった人ってどのくらいいるのでしょう?
恥ずかしながら、私は中学生の頃、思い詰めて刃を握り締めたことがあります。
それを躊躇わせたのはなんだったのだろうか。 正直、今はよく思い出せません。
けれどもそれがもし恐怖だったのならば、臆病だった自分を褒めてあげたい。
今の私に言えるのは、もう一生そのようなことは考えない、ということです。

祖父の遺した足跡。 寿命は尽きても、祖父もチャッピーも生き続ける。
本当に、きっと魔法よりもすごくて尊くて、誰にも穢せないこと。
誰かの命はまた、誰かの命へと繋がっていくのだと思います。

本当はひとつひとつのメッセージに私の想いを添えていきたいところです (^^ゞ
でも、ここはひとつ私の胸のうちに留めて、その余韻に浸らせてください。
またふっと言葉にしたくなったら現れるかもしれません(笑)、
そのときは、どうか笑って迎えていただけると幸いに存じます。

ではでは、纏まらないままの長文、大変失礼致しました**
とても素敵な贈り物を頂戴した気分です、本当にありがとうございました。

  • 投稿者:ビリーバー

  • 投稿日時:2010-08-07 21:58:53

零人さん、こんばんわ。
かなり長い作品ですが、最後までお読みいただき、とても感謝しています。

私自身、このテーマを描くにあたり、それなりの覚悟を持って臨みました。
そして同時に、ゆっくりでもいいから、とにかく自分が納得できる作品にしたいという思いで、主人公以外の登場人物や出来事なども、私なりに、懸命に丁寧に描かせていただきました。
ですから、零人さんのコメントは、非常に嬉しい限りです。

温かなご感想とレビュー、本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

  • 投稿者:大橋零人

  • 投稿日時:2010-08-07 21:05:48

拝読させて頂きました。

重いテーマであることを覚悟して読み始めましたが、ビリーバーさんの温かさで包み込まれた世界は居心地が良くて読み終わるのが名残惜しかったです。

全てのシーンをすごく大切に書かれたことが伝わってくる作品でした。

素晴らしい物語をありがとうございます!

  • 投稿者:ビリーバー

  • 投稿日時:2010-08-07 09:53:05

仙花さん、こんにちは。

身に余るご感想、レビュー・・・感激しています。

主人公・裕二の生き様、裕二を取り巻く様々な人達の生き様が、少しでも仙花さんの生き様に共鳴できたのなら、私はもう何も言うことはありません・・・作者冥利に尽きます。
そして、心の込もった、もったいないくらいの数々のコメント、本当に嬉しいです・・・感謝しています。

私の方こそ、仙花さんと知り合えたこと、仙花さんの作品にめぐり合えたこと、とても誇りに感じています・・・そして、仙花さんの生き様、尊敬しています。

仙花さん、そしてこの作品をお読みいただいた皆様に、改めて、心から感謝を込めて言います・・・ありがとうございました。

P.S. 仙花さん、これからもよろしくね^^

  • 投稿者:仙花

  • 投稿日時:2010-08-07 01:32:38

やっと読めました。
そしてあっという間に読んでしまいました。

もう、感動で胸の中がいっぱいです。
何度も涙ぐんでしまいました。
でも涙で洗い流せないほどの様々な姿をした感動が心を満たしていて、たぶんこのまま全身の血や肉へと溶け込んでいくんじゃないかなって思います。
私の人生を、私が歩みたいと願う道のりを、溢れるほどの優しさで応援してもらったような気がします。

私にとって、“どこが良かったです”と切り取れる作品ではなく、全てをどこまでも掘り下げるようにして語るなら何百という小説を書いて見せなければならなさそうです。
だから、これ以上贈れる言葉がありません。
ただ…いつかビリーバーさんが言ってくれた、「お互いが目指しているものが似ていると感じる」という言葉を、改めて誇りに思います。

隅々まで愛情に満ちた作品。
出会えて本当に良かったです。ありがとうございました。

  • 投稿者:ビリーバー

  • 投稿日時:2010-07-30 23:28:04

まりえるさん、こんばんわ。
かなり長い作品なのに、最後まで読んでいただいて、とても感謝しています。

いえいえ、まりえるさんは優しい人ですよ、全然ダメじゃないです!
コメントのやり取りをさせていただいていると、何かこう、感じるんですよ、私は・・・そして、ちょっぴり照れ屋さんでもあるのかなと^^
それに、勝ちにこだわったり、強さを求めることは、とても自然なこと、正直なことだとも思います。

ただ、私は、数年前に大きな出来事を経験したことで、これまでの自分の価値観や考え方が、少しずつ変わっていきました。
その過程には、いろいろな人との関わりがあり、人間のいやな部分や素晴らしい面なども垣間見てきました。
私自身、まだまだ未熟者ゆえ、これからもいろいろと変わっていくかもしれません。

そして、私にとって何より嬉しいことは、この作品(エッセイもですが)をまりえるさんがお読みいただき、気持ちの込もったご感想とレビューをいただけたことです。
本当にありがとうございました。
これからも、どうぞよろしくお願いします^^

  • 投稿者:まりえる

  • 投稿日時:2010-07-30 21:42:22

こんばんは、ビリーバーさま。

祖父の自殺という、一見ものすごく暗いテーマのお話…? と思いきや、登場人物たちの優しさや温かさ、陰惨な雰囲気を全く感じさせないステキな物語でした。
普段、エッセイ等で語られている、ビリーバーさまの想い、信念、人情味溢れる優しさを感じるようで。
多分、ビリーバーさまは、基本的に人間(の善意)というものを、とても信じていらっしゃるんだなぁ~と、わたしは思いました。
(↓で麻里葉論 さまもおっしゃられていましたけど) NPO立ち上げのセレモニーの際語られた、飛鳥先生の言葉「みんなが生き続けられる社会」、実現すればどんなに素晴らしいことか!!!
でも正直言うと、わたし自身はそんなに優しくないというか、人間がダメで、どうしても“勝ち”にこだわってしまうし、“強さ”とかを結構求めてしまいます。
ただ今現在、健康で元気なうちはいいですけど、いつか歳を取ったり病気になって弱くなった時、しっぺ返しを食らうことになって、後悔するんでしょうね、きっと。