ダーヴィト・ラッセン回顧録 オルフェウスの窓ss Op.5の感想

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感想

  • 投稿者:ご無沙汰じゃんです

  • 投稿日時:2023-09-19 23:24:11

 お盆以降思ったより再燃しなかったように見えるコロナ。旅行に出かける人は増加し、ダーママ様もバイロイト音楽祭に行かれたようですし。ということは、ダーママ様にも少しだけ余裕が生まれたということ!そうしたら・・・と私の期待は膨らみます。えっ?何がって?
ダー様回顧録でアナちゃんとヴェーラにレーゲンスブルクに来て欲しいのです。「もう一つの伯林」では、ダー様とアレクの探偵さながらの活躍により、ロシアの莫大な財産が眠っている帝国銀行の扉が開かれ、ひとまず落ち着きました。読んでいてドキドキしました。ダーママ様の手腕は流石です。でも、「ダー様回顧録」は宙ぶらりんではないかと思うのであります。アナちゃんにアレクセイが革命家の弟ではなくクラウスという一少年としてつかの間の平穏で優しい日々を過ごした音楽学校を訪れてほしい。少年クラウスの想いをたどってほしいと願うのでございます。
生徒たちが夏休みに入ったころがよろしいでしょう。校長になったイザークが校内を案内します。レッスン室、教室、そして寄宿舎。ダー様とクラウスがウオッカを飲んだ部屋。それからクラウス、イザーク、ダー様の3人でチャイコフスキーの「ある偉大な芸術家の想い出に」を演奏した旧奏楽堂。そこでダー様がアナちゃんに提案します。弾いてみませんかと。バイオリンはアナちゃん、チェロはダー様は決まり、ピアノを誰に引いてもらえばいいかと考え、イザークの息子ユーべルなどはどうでしょう。私の貧困な想像力はここまで。是非、素晴らしいダーママ様の手腕でよろしくお願いします。待ってまあす。(きょえちゃんふうに)

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2022-10-30 00:17:19

ぐりん様
ダーヴィトとマリア・バルバラも、そして、ヴェーラ、アナスタシアも、それぞれの多様な幸せ、さまざまな自分なりの幸せを感じながら生きていく姿を描くことができて、わたくし自身もちょっと幸せを感じています。
読んでくださって嬉しいです。ありがとうございます。

  • 投稿者:ぐりん

  • 投稿日時:2022-10-24 23:27:27

素晴らしい作品を読ませていただきました。
マリア=バラバラさんが幸せになって、ヴェーラさんやアナスタシアさんも新しい人生を歩まれていて、なんだかホッとしました。
ダーヴィドの回顧録の中で、クラウスやユリウスの姿が生き生きと描かれ、彼らの人生が決して悲劇だけではない事に救われる思いが致しました。ありがとうございました。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2022-02-27 00:53:10

ふたりしずか様

おお、こちらにいらしてくださっていたのですね!
ありがとうございます。

昨今の状況、本当に本当に情けのうございます。
まさに、アレクの叫び「こんなことってあるかよ!!」

そして、水底に沈んでいく悲しい最期の「おれのかわりに祖国の行く末を見届けてくれ」(涙)
アレク~、あなたの祖国の行く末、ますます大変です。。。

それにしても、昨年末までは、安全保障に関する内外の専門家のほとんどが、ここまでのことは予想していなかった事態。今や何でもありの国際情勢。
コメディアンとして大統領役を演じていたゼレンスキーが、本当に選挙でウクライナ大統領に選出された時も驚いたけど、今回は、本当に深刻であります。
危機感募ります。。。

ヴァルキューレふたりしずか様もどうぞおからだにお気をつけて!

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2022-02-26 17:31:27

親愛なるダーママさま

思えばクリミア併合の頃はまだダーママさまとの出会いには至っていない時期でありました。あの時はワタクシ、日本におりましたけれども、誠にガクガクぶるぶる、物事の恐ろしさに緊張いたしました。やがて幸運にもダーママさまにお会いすることができ、このたびの露西亜指導者による病的暴走の情報で朝に夕に心をかき乱される毎日におきましても、ひとりでこの極めてニガイ思いを持て余しているわけではないと信じ、これはワタクシにとって大きな救いであります。大々的にメッセージを可視化するのではないけれども、わが友、ダーママさまがその広い視野と深い知見で、同じ対象を、ともに凝視していただけている、ということに肩の力を一瞬抜くことができまする。

…こんなことがあるか…
これじゃ まるっきり めちゃくちゃじゃないか……

兄貴…聞いてくれよ兄貴…!!

俺たちの露西亜は世界で初めての革命を達成したけれど、
それも100年たたずして崩壊し、
そこからの舵取りも行きつくところこの狂気の沙汰だ…

こんなことってあるかよ!!

大好きなおばあさまの場面をお借りするのもはばかられる程の最低事象が起こっていますが、何もできないワタクシは本当に情けのうございます。ここのところダーママさまは寝る暇もなく世界の状況に対応されていらっしゃることと想像しています。オル窓のため(に頑張る!)とはいえ、どうぞお身体、ご自愛くださいませね。コロナ過労ゆえ体調を崩しながら仕事を続けているヴァルキューレふたりしずかも、土曜午後に2個の重なっている Web 学会の最中にメッセージをお送りしています。
Kisses!

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2021-10-02 23:53:52

ふたりしずか様
そうなんです。
わたくしも、このところオンライン会議の嵐で疲労困憊。
適当なタイミングで、お顔をオフにして、ヴァルハラの地下で戦乙女のひと休み。
他のヴァルキューレたちの雄たけび、いえ、参加者の方々の御発言を聞きながらストレッチをしたり、おやつをするのであります。
ちょっとお昼寝してしまうと、アルラウネが冷えないように焚き木をしてくれます。もちろん、服は脱がせず、着たまま(笑)。
出張せずとも、我が家から世界とつながることができるのがオンライン会議の強み、ありがたみではありますが、コロナ明けのハイブリッドの景色、4:6か、7:3か、さてどうなることやら。
とりあえず、秋のヴァルハラの紅葉でひと息ついておりまする(ダー様回顧録303ページ)。
今日は暑い一日でした。気温の変化が激しい時期、どうぞ御自愛ください。

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2021-09-29 05:06:27

こんばんは~ おはようございます~ ダーママさま

本当にここのところまたオンライン会議やシンポジウム、学会が続き、げんなり&うんざりであります。今週末は金曜日の夜から朝まで(はい、欧米時間もの)、土曜日も同様日曜日の朝まで、一方で土・日は朝から夕まで日本の学会がつまっています。どこで眠るか、どこで手を抜くか…このタイミングを検討するのも非常に大切なプランですよね。病みあがりに無理のないよう、ぬかりなく休むようにいたしまする。

ワタクシも Chopin Valse #3は死ぬほど好きであります。満身創痍の時の my best treatment、のようなものです。そして、少し循環が回復してまいりましたら #7 へ。でもって、気分がのってきますと、#3 と #7 を途中でおしゃれに転調させて行ったり来たりまぜこぜにしてゆく… これってアルアル、でございますでしょ?
ですから、さすが、ダーママさま!大当たり賞であります!
戦乙女は Valhalla の地下で(アレクラウスとユリちゃんが逃げ込んだ)ひとりしずかに Chopin Waltz で傷を癒すのであります。
やがて秋が深まれば、夕べには Nocturnes で息を吹き返しつつ、いよいよ鉄橋ダイヴの Rach Rhapsody on a Theme by Paganini へと回復過程を歩みたいものです。
涼しくなって救われましたわね。日本の秋、欧州の秋、怒涛の夏の後に秋があるって嬉しいことですわね。少しでも楽しんで味わってまいりましょう。
Lots of Love,
ふたりしずか

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2021-09-29 00:09:31

ふたりしずか様
このところ多事多忙、オンライン会議とリアル会議に追われておりました。
お返事遅くなってすみませぬ~!
本日、緊急事態宣言の解除。でも、まだまだ油断できませんわね。
本当におつかれさまでございます。

ショパンのワルツまで回復されたとの由、本当によかったです。
子犬、子猫、あるいは、華麗なる大円舞曲、それともマリバラ姉さまのヴィルクリヒ先生との思い出のワルツ(9番、第31話bis)???
おっと、短調のワルツですね。というと、例えば、3番とか7番。
わたくし、実は、3番のワルツが好きなのであります。しっとり~感があって、巴里の枯葉散る秋、左手の旋律をぼよよ~んと弾いていると、もの寂しさが何とも言えませぬ。

クチュール・ローズ・ティリア、拝見しました。淡いライラック色というのでしょうか、独特の雰囲気がいいですね。ガブリエルも素敵です。素敵な薔薇に囲まれて、どうぞひと息ついてくださいね。

すっかり涼しくなりました。お風邪など召されませぬよう。

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2021-09-26 11:51:16

追伸

ダーママさまの音楽室。お窓の外の景色はどう変わりましたでしょうか?
ワタクシは、Chopin Waltzes まで心的回復がなされております。
まだ minor code 中心です。
重力波薔薇園からは、最終便の開花として頑張って咲いてワタクシを勇気づけてくれているお花2種を朝摘みし、vase に。
1) Couture Rose Tilia (氷高皇女/天正天皇)←(nickname)
2) Gabriel (厩戸皇子/Umayado)
どうぞ良い Sunday Afternoon を!

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2021-09-26 11:17:15

ダーママさまへ

しっとりとした長月終焉です。そして我が国におけるコロナ禍は“この波”の収束判断の週をむかえています。ぬか喜びに興じることの愚かさを学んだ国民は、慎重に、賢明な策を喉から手が出る思いで待ち、次の一手をしっかりと見据えることでしょう。政治が少しでも正しい方向へ舵とりをするにあたって、そのハードルは高くなっておりますわよ。我々国民はばかじゃない。また、Africa でのコロナ情勢をみればまだまだ災禍の希望的終焉が見えてきた、とは言えない状況であることを誰もが感じるところであります。AIDS の時もそうでしたが、Africa をコロナから救うことは All Japan ならぬ、Whole World で取り組むべき最大級の課題ですね。でも自分たちの国ですらまだまだただならぬ苦しみ満載…。
さらに、わかってはいたものの、「おしん」の国の辛抱 DNA をもつ民族ですらすでに幾度となく我慢の限界を爆発させているほどの、長期戦となってまりました(ワタクシ「おしん」見たことがないのですけれど)。我々はこのような負の自然とのやりとりに対して、working style をはじめとした実践的日常生活での《new normal》だけでなく、年単位での、耐える時間を要するものごとへの対処が可能とできるような、精神的《new normal》を体得、いえいえ、心得していく必要があるのでしょうね。

国際政治経済情勢と顕性 and/or 不顕性力学の変動に、ますますダーママさまはご多忙のことと拝察いたしております。ワタクシも壊れた身体をだましだまし修繕しながら、結局戦乙女生活を継続しています。通常、戦乙女には不魔殿環境がセットになっておりますし、魑魅魍魎跳梁跋扈の跋扈跋扈ですわね。《なりすまし禍》の原因菌など下級すぎてこれら魑魅魍魎の類にも認定してもらえない次元。対処に要する時間と労力の無駄感にさぞかし虚しさを覚えられることと思われお見舞い申し上げます。しかし、所詮 virus 以下の起因菌ですので、真実は正しく勝つ。前回のメッセージの、歴史ある西洋建築回廊シーン、
~月の長く広がる優しい光のなかで… ~
このような見事なフレーズでさらりとご返信いただけるダーママさまは唯一無二でありまする! pseudo- は所詮 pseudo- でしかありませぬ。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2021-09-21 23:56:06

ふたりしずか様

激務の中で、本当に大変なことと思います。
どうぞお大事になさってください。

ラフマニノフの前奏曲「鐘」!
ジャンジャンジャ~、ウンジャ、ウンジャ、ジャンジャンジャ~、ウンジャ、ウンジャ…
おお、確かに、♪祓いたまひ、清めたまへ~ですわね。爆笑!

「極みの極みには gender を越えるものがある。」うむ、まさに。これは至言ですわね。わたくしも日々感じるところ。同感であります。また、わたくしの観察するところ、御自身に自信のある殿方は、男女分け隔てなく敬意をもってお付き合いすることができる方が多いと感じています。

仲秋の名月、先ほど雲の合間に見ることができました。
まんまるお月さま、うさぎさんの姿も見えて嬉しかったです。
ふたりしずか様の名月パンケーキ、どんなお味かしら。想像たくましくしております(笑)。

お月さまといえは、さすが、ふたりしずか様、ユリちゃん求めて三千里のアレクが、極東のアムール川に浮かぶ月に、わお~んでしたわね。
おっと、三千里(≒1万2千キロ)どころではありませんわね。モスクワ→ハバロフスク→ウラジオストック→モスクワ→伯林と、ユリちゃんを探し回ったアレクの旅は、およそ2万キロにもなるのでありました(と想像しております)。ロシアは広い!生きていたアレク、本当にごくろうさまであります。

そういえば、満月といえば、ダー様回顧録の「回廊」(第26話)もありました。悲しい場面ではありましたが、事情聴取を終えたマリア・バルバラが、ダーヴィトとともに、修道院だった建物の回廊で見上げた月でした。
美しく整えられた回廊の中庭から空を見上げると、ぽっかりと満月が浮かんでいたのであります(254ページ)。

その後、月の長く広がる優しい光のなかで、口づけを交わす二人。
逢うべくして出会ったマリバラ姉さまとダーヴィトの恋物語、これくらいのロマンティシズムは許されますわよね。わお~ん(笑)。

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2021-09-21 06:21:34

追伸

今夜9月21日(火)は仲(中)秋の名月ですね。十三夜の頃からもう仰天のまんまる月の力に暦のメッセージを感じました。同時に、お月さまがアピールする頃にそのすぐそばに見える木星の輝きにも!本番の今夜は雲隠れの可能性がありますが、その時には、月にほえたアレクを思い出します。
ダーママさまも国際会議で体調をくずされませぬよう、名月パンケーキ(ふたりしずか考案)を召し上がってご自愛くださいませね。

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2021-09-20 21:55:50

お誕生日まで生き延びることができ、ダーママさまから祝!をいただきましたにもかかわらず、お礼をお伝えすることができないままで経過、大変な失礼をお許しくださいませ。
感染者数は減ってまいりました。連休明けの祝日つきの今週はお休み効果がその後に利益あるものと期待しまして、若者のワクチン接種人口をとにかく可能な限り引っ張り上げ続け、9月の最終週の実情を見極めることが大切ですね。
一方、1歳加齢分が不利益にまわったワタクシは、ついに体調をくずしております。とても普通に piano を弾ける状態ではなかったのですが、幸いなるかな、この3連休、こころして OFF work とし、少なくとも気持ちだけは音を奏でるところまで回復しました。

Rach: Prelude in C sharp Minor for two pianos/4 hands

Reinhard とともに、残酷な現世に疲れ果て、
「祓へ給ひ、清め給へ~、
   神ながら守り給へ、幸ひ給へ~」
の気分で言霊を音霊にのせて Largo で始まる…

早く 《Chopin のこころ》まで回復したいものです。しかし、明日は何事もなかったかのごとく激務が multichannel で早朝から待ち構えておりますわ。生涯こういう最前線で体力のある戦友たち(当然皆 male でございましたわよね)と過ごしてまいりました。彼らの体力を目の当たりにして久しいですゆえ、素直に male にはかなわぬ領域、逆に female としてワタクシにしかできない領域、とお互いに敬意をもってすみ分けるありかた、で生きてまいりました。時代は変わり、male も female も、こぞって働き方改革を生きる現代、そりゃあ、そこならば男女同権で三角(参画)四角お好きにどうぞ、お好きに肩肘張って compete なされば? と天上から(ガラスの天井ではなく)天国グラスで鑑賞させていただきませう。男も女もいいものはいい、ダメなものはダメ。下駄をはかせてどうする? 極みの極みには gender を越えるものがあると信じます。


  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2021-08-30 00:11:03

ふたりしずか様

お誕生日おめでとうございます!
コロナ禍を生き抜き、世のため人のために粉骨砕身していらっしゃるなかで、御無事にお誕生日を迎えられ、まことに慶賀の至り、めでたきことでございます。

お便りにあった「馬と鹿」と「海の幽霊」のお歌、どちらも恥ずかしながら知らなかったわたくし、早速グルグルしてみました。

「馬と鹿」(「と」があるのが重要なんですね)、歌詞を聴くとまあ素敵。
「おう!おう!おう!
…これが愛じゃなければ何と呼ぶのか。
…君じゃなきゃダメだと。鼻先が触れる。呼吸が止まる。痛みは消えないままでいい。」

はい、「おれを殺す気か。」の数十秒後、枯葉舞う秋の林のなかでございますわね。「鼻先が触れ」、そして…。きゃっきゃ!

「海の幽霊」、こちらも凄い。
「…星の降る夜にあなたにあえた。あの夜を忘れはしない。大切なことは言葉にならない。…離れ離れてもときめくもの。」

「あの夜」といえばミモザナイト、アレクにとってもユリちゃんにとっても忘れられない夜だったと思います。
アレクは、シベリアで吊るされた時も思い返していましたものね。アレクにとって、本当に「離れ離れてもときめくもの」だったんですね。例によって、あまりちゃんと言わない。「言葉にならない」けど。
あ、そういえば、第3部でユリちゃんはミモザナイトを忘れちゃった(笑)。
記憶を失っても吹雪できゃあ~、でしたが、黄色に輝くミモザを見て、何かちょっと感じるものはなかったのかなあ。あったら嬉しかったですわね。これって新たな妄想かも!

オンライン会議も使い始めて1年半、皆さん、よく使いこなすようになりましたね。国際会議でも、ごく普通の光景になりました。先日出席した国際会議は、夏のリゾート地で、対面とオンラインのハイブリッド方式。現地参加の方々がすっかりリゾート気分で、楽しそうなのがちょっとうらやましかったですが、コロナ明けまで、我慢、我慢であります。
しばらくは、引き続き大変な日々と思います。どうぞ御自愛ください。

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2021-08-29 08:34:21

親愛なるダーママさま

ご心配をおかけしておりますが、おう!おう!おう!をよりどころに、なんとか生きております。ようやくお便りをしたためることができました。ダーママさまも世界会議での昼夜兼行とのこと、どうぞご無理なきよう。
昨日は奇跡的にも(x+1)yrs old となることができました。災害級最前線の環境で、気力のみを燃料とする日々を繋げるにも、長丁場、限度というものがございますからね。Human being には。しかもはるか昔に若者であったことを明々白々とさせる (x+1)値でござる!危ない、危ない。
アレクのような鋼の力をもつ政治のリーダーがいれば、心が離れ、行動も自制できず、他者のことを考えられなくなっている国民も、「ここだ」というポイントでひとつとなって踏ん張る気にもなってくれるのですけれど。失政を triumph と言ってのける政治家、すでに保身・選挙でいっぱいいっぱい。仕組みはアレクの時代のようであってはならぬので、結局は《人材》なのでせうね。
さて、(x+1)歳前後におきまして、x 歳最後のお弾きおさめ piano は、
Rach:Rhapsody on a Theme by Paganini(Two pianos/Four hands)
でございました。もちろん、VAR. XVIII アレクの鉄橋ダイヴ後映像BGM でありまする~ ふたりしずか版は無音声画像でしたので、piano I はぜひダーママさまで。ああ、『俺を殺す気か…』 素敵です。
そして、(X+1)歳お弾きはじめは、な、なんと、
「馬と鹿」続けて「海の幽霊」でありました。
王道をいくものの哀しみとは逆の、いわゆる負け犬 loser の心を拾っていくアレク。ドミ兄、アレクへと受け継がれたミハ家の天賦の才は原作でも救いでしたわね。
おまけで、鴎外先生と同時代しかも同場所の空気で呼吸していたアルフレートの若きお姿を描こうと考えました。第1部のユリちゃんの眼差しや髪型を見つめなおして想像しているところで、残念、時間足らずで途中となってしまいました。だって、やっぱり、アレクがタイプなんですもの~と再認識したら、失速失速。アレク症候群ですな。

ダーヴィト・ラッセン回顧録 オルフェウスの窓ss Op.5