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ダーヴィト・ラッセン回顧録 オルフェウスの窓ss Op.5の感想

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感想

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2020-02-25 12:35:40

ふたりしずか様
ミラノからいらしたお友だちと東京タワーを眺めながらのディナー、最高ですね!
当方は、ただいまアメリカ東海岸、株価大暴落。救いは、お夕食のシーバスが(アメリカにしては)美味しかったこと。
それにしても、あちこち大変ですわね。まさに、ダー様回顧録にも登場した流行り病(はやりやまい)。グローバル化が急速に進む時代につきものではありますが、早く終息することを心から祈ります。

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2020-02-24 10:34:05

こんにちは、ダーママさま!
2月の理髪師、満喫されましたことでしょう。かなりのハイレベルであったとのこと、なんだかうれしくなっちゃいました。それはもう、オペラ後のロッシーニ風ステーキへと怒涛の流れは当然至極かと。本当の満腹の仕上がりですわね。羨ましい~

そして、本日もお天気で春のよう、Place Vendome をのぞきたくなってしまいました。かと思えば、Savoy の夜景を思い描いたり、Warp 三昧の朝であります。

昨夜は Milan からの友人家族がTokyoに到着し、お夕食後にホテルの高層階 Bar で Champagne をいただきながら、Tokyo Tower を眺めておりました。天皇誕生日仕様の色飾りに変化していましたが、「オリジナルの赤の方が絶対いいわよねーっ」とおもむろにワタクシたちダメ出しをしておりました。デザイン考案された方、すみませんぬ。
今朝家族そろって北海道へスキーに出発しておりまする。マスクと手消毒アルコホル持参で。どうぞ無事でもどってきますように。
Italy もすごいことになっているようです。平和な令和を願う気持ちはますます重要になってまいりますわね。皆様、どうぞお健やかに。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2020-02-22 01:15:36

先日、ロッシーニのオペラ・ブッファ(喜劇オペラ)「セヴィリアの理髪師」を久しぶりに観ました。オペラ・ブッファは、まあ、言ってみればお笑いオペラ、楽しいオペラです。
「セヴィリアの理髪師」は、特にいい歌手が揃うと本当に楽しいです。今回は、フィガロをはじめいい歌手が揃って、三重唱、五重唱なども聴きごたえがあり、これまで観た「セヴィリアの理髪師」のなかでもかなりいい出来だったと思います。

歌と笑い、美しいメロディと重唱を楽しんだ後、よく行くフランス料理屋のテーブルに座ると、なんと今日のお勧めはロッシーニ風ステーキ。思わず注文してしまいました。

ロッシーニ風ステーキ(トゥルネード・ロッシーニ)は、牛フィレ肉の上等の部位のステーキにフォアグラのポワレを載せ、そこへ黒トリュフのスライスを散らしてドゥミグラスソースをかけたもの、なんて書いているうちに、よだれが出そうなおいしいお料理です。
ロッシーニは、自分でもお料理を作る美食家で、若くしてさっさと引退してお料理三昧の暮らしを送ったとのこと。ロッシーニ風ステーキは、彼にちなんで、料理人エスコフィエが考案したお料理といわれています。
エスコフィエ、はい、ダー様回顧録にもその名が登場します。ロンドンのサヴォイ・ホテル、パリのオテル・リッツで料理長を務めていた有名な人物です。« roi des cuisiniers » et « cuisinier des rois »(料理人の王であり、王たちの料理人である)とも言われていたそうです。

パリの博覧会見物のため、オテル・リッツに泊まっていた(と想像している)クラウスとダーヴィト。
「僕らは、階下のレストランに行くことはまだ許されない年齢だったので、両親のスイートのサロン(居間)でルームサービスの夕食をとった。食べ盛りの僕たちは、エスコフィエが考案したフォアグラがのったロッシーニ風ステーキや、甘く煮た桃のピーチ・メルバなど、当時としてはイノヴェーティヴなフランス料理を次々と平らげ」たのでありました。
パリで美味しいものを食べていた二人の少年。生意気!などと言ってはいけませぬ。
二人がいい女の味わいが分かるいい男に成長したのも、美味しいものを食べて舌が肥えたからなのであります(笑)。
それにしても、エスコフィエのお料理を食べていたなんて、いいなあ。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2020-02-18 23:49:10

ふたりしずか様
ありがとうございます!
クラウスとダーヴィトのまぶしい青春、ダー様回顧録を再訪してくださってとても嬉しいです。

今日、満開の緋寒桜を見つけました。
冬の冷気の残るなか、濃い紅色の花があふれるように咲いて壮観でした。
近所の小鳥たちが集まって、花の蜜をつつきながら楽しいおしゃべりの最中。
春はもうすぐそこ!
メンデルスゾーンの無言歌「春の歌」(Lieder ohne Worte, "Frühlingslied")をユリちゃんに弾いてもらいましょう!

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2020-02-18 04:17:39

お互いに思い入れのある Wagner~ Bayreuth を読み返すことができ、感動であります。運命のかたわれについても。

鳶色の瞳の影が濃くなった。

ここ、大好きです。クラウスを、そう表現できるダー様、素晴らしいと思いました。
そのままダー様の方の運命の恋についても怒涛のように読ませていただき、なんだか、ぼーっと(=恍惚)なっております。

Bach-Brahms Chaconne in D-minor for the left hand...

クラウスの青春、ダー様の青春、ふたりの青春、でしたね。
回顧録のなかでも、チベットかアンデスか、最高峰の天王山を読ませていただいた感があります。もちろんどこを読んでも素晴らしいのですけれど。
どうもありがとうございました。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2020-02-17 23:07:56

先週2月13日は、リヒャルト・ワーグナーの命日でした。
ダー様回顧録のなかでも、彼の代表作である「ヴァルキューレ」と「トリスタンとイゾルデ」を取り上げました。また、ダーヴィトが遠いロシアへと去るクラウスを「ローエングリン」のようだとつぶやいた(と想像する)ウィーンの大観覧車の場面があります。この「ローエングリン」もワーグナーの作品です。
ワーグナーは、破天荒で強烈な人物ではありましたが、同時代の音楽家だけでなく、さまざまな芸術・文化の分野で広範な影響を及ぼした作曲家でした。クラウスやダーヴィトの生きる時代の人々にも、大きな影響を与えたと思います。

ワーグナーが亡くなったのは、旅行中の冬のヴェネツィアでした。
冬のヴェネツィア、そう、ダー様の回顧録(第33話)でも描いたあの独特の雰囲気のなかで、この世を去りました。
1883年、クラウスやダーヴィトが生まれる少し前のことです。

ワーグナーの妻コジマは、1930年まで存命していました。哲学者ニーチェとも親しかった女性です。
彼女がよく着ていたというキモノ・ガウンを夫妻が暮らしていたバイロイトの家で見たことがあります。藤の花の刺繍が全面に散らしてある素敵なものでした。
バイロイトのあるバイエルンで少年時代を過ごしたクラウスとダーヴィト。その二人がバイロイトで彼女に会う。そんなことがあってもいいのではないか。そう思っています。第29話「ヴァルキューレ」で描いてみました。

なお、第29話で引用しているyoutubeのリンクが切れてしまいましたので、その部分をこのたび修正いたしました。
「ヴァルキューレ」の第1幕、運命の恋人たちが出会う場面は、何度観ても何度聴いても、心が震えます。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2020-02-16 23:27:10

ふたりしずか様
今日の東京は、どんよりしたお天気で暗く、時折冷たい雨。冬の倫敦のようでありました。
はい、サマープディングも、クリスマス・プディングに添えるブランデー・バターのレシピも、英国のリチャード妻さまが教えてくださったのでありましたわよ(笑)。とは、ダーママの弁。
サマープディングの白い食パンの壁!あれを型に並べてその中にベリー類のとろりとした煮込みを流し込むと、赤いお汁に染まってなんて素敵なの!と思ってしまうのが英国人らしい(笑)。

そうそう、ムートン・ロートシルトは、アレクとダー様の伯林における再会の赤ワインでもありました。あのときは1904年のもの。ユリちゃんとアレクの思い出の年ですわね。
1904年、あの晩秋の夕暮れを境に、二人は、「歳月を重ね、唇を重ね、からだを重ねるうちに、豊かに熟成し、愛し合うふたりだけにしかわからない芳醇な世界」へと向かっていったのでありました。

マリバラ姉さまとダー様の思い出のワインですって?
はい、まずは同じくムートンの1904年かしらね。もうひとつの伯林においては、アレクとユリちゃんが再会したあの日の晩、アレクたちを送り出した後、二人はついに結ばれたのでありました。おほほ。マリバラ姉さま、ごめんなさい、赤面ですわね。でも、翌朝、ダー様がマリバラ姉さまのスイートからガウンを羽織って出てきたんですもの。バレバレですわよ(笑)。
それから、ダー様回顧録によれば、シャトー・ラトゥールの1885年ですわね、きっと。
ダー様がマリバラを両親のところに連れて行ったら、ダーパパがダーヴィトが生まれたときに大量に箱買いしたシャトー・ラトゥールを出してくれたのでした。結婚披露レセプションにふるまうつもりだったダーパパ。
「ワインは、30数年の時を経て、芳醇な香りが豊かにふくらみ、実にうまかった」そうであります。
息子よ、少しは父の愛を感じたか!(by ダーパパ)

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2020-02-16 15:37:29

追伸

ずっと気になっておりましたところの、1986年 Mouton Rothschild!
いろいろとおたずねしては無粋の域(ダー様とマリバラ姉さまの思い入れワインをそってしておいてあげようシリーズ)かと考えておりましたが、もう、“1986”だけでも、そしてその、Etiquette の解説(キノコのようなあっちむきとこっちむきのお顔)に、ぷるぷるしてしまいましたふたりしずかでございまする。30年の歴史。まるで古びた祠の奥にいにしえより祭られてきた、宇宙を物語るかのような《特別な石》のパワーのように、時の熟成はこのワインであれば永遠の方角に向かっている、と感じます。素晴らしいこと。ですから、もはや、ふたりしずかはその祠の意味をしずかに受け止めませう。
Jubilation!!!
Philippe殿は格付けがどうなろうとも(最高級になった時も) Mouton は Mouton 主義を徹底して貫いた勤勉なかた、大切な真髄がぶれないこと、ワタクシたちにとっても将来を担う若者たちとっても、よりどころとなる真理ですわね。ちょっとやそっとじゃ潰されない、へこたれないぞ、見つめる先は永遠なり!こういうの、好きです。逆に古き良きホンモノに支えられて日々を生きている今日この頃。
誠に愛おしい Valentine's Day でありましたね。ワタクシにも何か確かなものを少しわけていただけたような気がいたしました。

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2020-02-16 10:05:33

おはようございます、ダーママさま!
そうですわね、抑圧の冬(まるで今朝の Tokyo のよう)とのコントラストさながら、欧州の春は自然界と呼応してヒトも愛が沸き上がってまいりますものね。したがいまして、おっしゃる通り、恋の季節は、あらがえぬ春に膨らみはじめ、美しさの頂点、初夏には picnic へ行こう! 夕暮れ時を共にして、窓をあけておくわ(代表:アマーリエ)へ!荒ぶる夏よりも、恋するふたりの頂上は《初夏》ですわね。
初夏といえば、Summer pudding! Blackberry,redcurrant,raspberry,and strawberry をふんだんに。この内容物を支える white bread の壁面は我々からみると 「....」 なんですけれどね。
もと野生児、もとい、自然体アレクはまさに恋の季語を行動で示してくれていました。若かりし日の水難ボッチャーン、その後、ダー様のそばでお靴に入ったお水をザザーっと排出していました。ダーママさまがおっしゃる通りでございますわね。光り輝く青春の日々。
後は、Christmas の頃の、かなり、深い(家族に近い地点にいるという意味も加味されるのでしょうかしら)ふたりは独特のムード。これを恋の季語に入れたいようなウイウイしく、やったー happy end!の場合もあれば、かなり練られて消化された関係のふたりですと、ちょっと「恋」の弾むニュアンスよりも、ドラマ的で、「男と女の物語」の季語に傾いちゃいそうですね。何といっても Christmas = Family ですもの。ゆえに、Christmas は条件付き、レベルでしょうかね。
そうそう、いつも Christmas season になりますと、ダーママさまが温められる Christmas Pudding! ワタクシは毎年、作る作らないに限らず《Brandy Butter》のレシピを復習する癖があるのです。おそらくダーママさまもダーママさまのレシピがおありのはずですわね。ここのところ、「春のモンモン」ではない、しがらみの悶々に苦しんでいますので、100 x 100 のアナ x ヴェーを想像して元気出すことといたします。
おお、ついに雨粒が。。。
どうもありがとうございました!

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2020-02-15 23:44:18

ふたりしずか様
追伸
欧州の春!そして初夏!
灰色に閉ざされた冬から、光あふれる春が突然やってきて、一気に花々が開き、澄んだ空気を胸いっぱい吸う季節、そして明るい初夏へ。人々の気持ちも明るくなって、街角で手をつないで歩く若い男女の姿、抱き合っている姿をよく見かけるようになり、恋の始まる季節を感じさせました。

おっと、アレクとユリちゃんもそうかも!
春を告げる行事カーニヴァルでユリちゃんが女の子であることを知り、愛のキューピッドにズギューンとハートを射抜かれてしまったアレク。
春が盛りになるにつれ、もんもんの日々(ここは想像、これがまた楽しい(笑))。
そして、初夏の光輝く日、ついにボートに誘うものの、あえなくボッチャーン!
男はつらいよ(笑)。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2020-02-15 23:31:54

ふたりしずか様
わお!男の方から、愛をこめてムートン・ロートシルト!なんて麗しい贈り物!
きゃあきゃあ、ふたりしずか様、素敵でござる~!

昨晩のムートンは、1986年で、黒地に右向きの二人の女性のお顔と、左向きの女性の後ろに満月という絵です。
絵の下には、Peinture sur bois réalisée en Haiti par Bernard Séjournéとあり、ベルナール・セジュルネという画家によるハイチの板絵でありました。
ちなみに、その下には、1986年の収穫で、291.800 bordelaises et demies(計291,800本のボルドー瓶とドゥミ(ハーフボトル))、7.250 magunums et jéroboams(計7,250本のマグナムとジェロボアム(3,000ml入))を醸造したという趣旨のことが書いてあり、「私の64回目のヴィンテージ」として男爵フィリップのサインがあります。
ということで、世界に29万本余りしかない貴重なワインを、30年以上の熟成の時を経て、とてもおいしく、ありがたく頂戴いたしました。

え、恋の季語ですって?これは面白いお題ですわねえ。恋愛はもちろん通年性ではあるけれど、恋が始まることの多い季節はあるかも。
ねこの恋は春、ぎゃお~んとよく鳴きますわよね。
つばめなら春先。そういえば、ベートーヴェンの「遠く離れた恋人に(遥かなる恋人に)」(An die ferne Geliebte)にもそういうお歌があって、シベリアの監獄に閉じ込められたアレクは、春に愛を営むつばめを羨ましく思ったのでありました(と、「ばらいち」序章で想像しております)。
さて、人間サマは…。
ヨーロッパでは、春から初夏が多いような気がするけど、どうかしら。

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2020-02-15 12:23:14

Mouton Rothschild on Valentine's Day at home!

素敵なご家庭、素晴らしき人生。まさに、ダー様発祥の Background でございまする~ さてさて 昨夜はどんな label 絵であったのか、想像をたくましゅうす、の Richard の妻でありんす。
Mouton は 男女の Love Romance をかもしだず赤ワインの印象があります。しかも、じっくりと熟成させて充実した間柄を象徴するワインとしてぴったりですもの。
以前にとある男性から Mouton をいただいたことがありますが、意味深な愛を込められていたなぁ、と思い出します。もちろん『ともに幸せな年月を長く育んでまいりましょう』などとの解説はありませんでしたわよ。ただ、Bottle の Label が(あれらの中の)どの絵であったかワタクシには思い出せず…(いろいろ絵がありすぎますものね)。まあ、そのかたは運命のヒトではなかったわけですが、少なくとも、早飲みフローラの Beaujolais Nouveau ではなかっただけでも良質な思い出ですわね。 うふふ。
運命のカップルたちにはそれぞれの思い出のワインってあると思います。もっちろん、ふたりだけの秘密!
ダー様とマリバラ姉さまのとっておきのワインは、何でしょうねぇ。
しかし、彼らのは回顧録でバレバレになってしまうのでしょうか!?
過去の日本の Valentine's Day 大暴走がややまともになってきつつあり(チョコレートやさんには申し訳ないが)、ほっとしています。これもある意味《成熟》と呼ぶべきでしょうね。
恋せよ、皆の衆! は通年性でいこう!
恋に季語はあるものか(????) 恋の季語というよりも、「夏の恋」などの歌われ方はみたことありますね。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2020-02-14 23:49:07

今日は、ヴァレンタイン・デー、しかも金曜日、お夕食は、ムートン・ロートシルトを開けて、少しのんびりしました。
恒例のチョコレートを銀座の某百貨店に買いに行ったところ、昨年までとは少々違う様相。まず人出が例年よりも少ない。新型コロナウィルスの影響もあるのでしょうか。また、昭和、平成の時代によくあった職場の義理チョコらしきものは少なくなり、すたれてきているような印象です。そのかわり、本命チョコか、女性のお友だちと美味しいものを一緒に食べようというノリのチョコレートに行列ができていました。その本命チョコも、6粒で5000円といった値段がはる(けど、味と中身は大したことのない)超高級チョコについては、閑古鳥。実質重視という印象です。ヴァレンタインのチョコレートをめぐる世の中も変わっていくのですね。
Happy Valentine’s Day!

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2020-02-11 23:31:48

ふたりしずか様
本当に今日は澄んだ青空、空気は冷たいけれど、明るい光のなかに春が少しずつ近づいていることを感じられるいい日でした。
ダヴィッド・オイストラフとオボーリンのスプリング・ソナタ、わたくしも好きです。ゆったりおっとり、いいですよね。実は、ダー様回顧録の第22話(音の記憶)で、ダー様とユリちゃんがこの曲を一緒に弾いた時、引用をグリュミオー&アラウの演奏とどちらにしようか迷った記憶があります。

アレクのユリちゃんへの熱くてどこまでも深い愛。はい、初めて読んだ日から忘れられず、もうかれこれ40年!連載は1975年から1981年だから、おおむね40年になるんですのね。感無量…!
特に、原作の第3部、アレクがユリウスのことを思う場面は、ちょこっとしか出てこないのですが、読むたびに、アレクったら、やっぱりユリちゃんのことが好きで好きでしょうがないのよねえと、愛を再確認。うふふ。
で、その手のもののひとつ、1905年、サンクト・ペテルブルクでシベリア流刑を言い渡されたアレク。
「ユ…リウス、ついに生涯をシベリアの雪に隔てられるのか…」
うわあ、やった~!
いや、悲しむべき場面なんだけど(笑)。
いつもユリちゃんのことが頭から離れなかったアレクの純粋な恋心を感じます。
「クラウスは、ほんとにほんとにユリちゃんのことが大好きだったんでしょ~!」と、ダーママが思わずからかいたくなるくらい(笑)。
だって、我が不滅の恋人だもんねっ。

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2020-02-11 10:38:16

春はあけぼの・・・がやってきたかと見紛うほどのまぶしい太陽の朝であります。
「ほれ、←クラウスになってる~ Spring Sonata いくぞ」
とアレクラウスの声が聞こえたかのように導かれ、寝ぼけマナコのままいきなり Beethoven op.24 を弾いてしまいました。アレクラウスの Part はもちろんユリちゃん同様、お歌で。
さらに《DAVID》Oistrakh & Lev Oborin の(1962年6月 Paris 録音盤)、比較的ゆったりとしたミハイロフ家伝来のmelody の歌い方にも似た演奏におまけ参加させていただきました。
やはり、心から穏やかな気持ちにならないと今朝のような気分にはなれませぬ。でも、まだワタクシたちは如月の時点におりますのでございますね。春を待つ。必ず来てくれる春、は同じ「待つ」にいたしましても、どれほど希望に満ちていることか。
ひとりミモザの中に残された独逸でも、死して悔いなしと露西亜へたどりついた後でも、ユリちゃんがアレクを待つことができたのは、枯葉舞い散る黄金の黄昏時、アレクラウスとの、ばかたれ jumping hug が刷り込まれていたからでしょうね。きっと迎えにきてくれる…
記憶がおぼつかない中においても、あるいはふたりで生きていくこととなったすずらんアパート後のユリちゃんにおいても、どんな時も、《あのひとはやってくる、来てくれる》と信じられる枯れない泉のような源を感じていたのでしょうね。
それにつけても、原作で、アレクが最期の最期の最期でもユリちゃんを責めない、しかも愛の力不足ですまぬと!(水中)文言をしっかりと残していく姿! これぞホンモノの男ぞ!とほれぼれいたしたものです。ホンモノの恋愛を知っている男の包み隠さぬ愛の告白ぞ!
ううう。。。思い出しても胸がいっぱいになってしまいます~
結語:このふたりの愛はただものではない。このような《恋や恋、命がけの恋》を知ることはむしろ死よりも勝るのかもしれない。
Appendix:春です、恋せよ、皆の衆!

ダーヴィト・ラッセン回顧録 オルフェウスの窓ss Op.5