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ダーヴィト・ラッセン回顧録【オルフェウスの窓ss Op.5】の感想

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感想

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2017-09-22 23:10:11

リリ様

ありがとうございます! 

安定感! 特に、ダー様の安定感、わたくしも大好きです。
マリア・バルバラへのぶれない気持ち、いいんですよね。今はお父さまと喧嘩しているけど、以前、お父さまに言われたとおり、ぶれずに口説き、愛する女に一直線のダーヴィト、タイプは違うけどちょっとアレクにも共通しているかな。二人に、本気の男だけがもつ色気を感じています。

第27話は、冒頭いきなりダー様とマリア・バルバラが愛の余韻を楽しんでいる場面で驚かせてしまったかもしれません。ちなみに、1911年の初演以来人気演目で、日本でもよく上演されるリヒャルト・シュトラウスのオペラ「ばらの騎士」も、冒頭はベッドシーン、幕が開くと、舞台中央に大きなベッドがどーんと置かれており、元帥夫人と10代の青年貴族が睦みあう様子から始まります。これに比べれば、かなりマイルドだと思っているのですが(笑)。

ダーヴィトとマリア・バルバラの純愛物語、そして二人が語るクラウスとユリウスの思い出話、これからもよろしくお願いいたします!


  • 投稿者:リリ

  • 投稿日時:2017-09-22 00:02:31

御無沙汰しております。

もう一つの二人のお話しもワクドキと感慨深く、やはり時に切なく・・・蔵様の贈り物のような物語をずっと堪能させていただいております!
史実と原作をリアルに美しく切なく絡められたお話しへの想いは、もうなかなか文章にしてお伝えすることは叶わず~~(笑)

ダーマリさんの、オトナな超LOVE♡素敵です~!
まあ、それはそれはイロイロあるのでしょうが・・・なんとも言えないこの安定感!これ、ホシー♡

不滅の二人は月へ旅立たれておりますが・・・たとえどんな結末であろうと、愛というものは確実に受け継がれ、やはり不滅なのだと・・・蔵様のお話しに救われている私です。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2017-09-05 21:58:48

ふたりしずか様

上野の国立西洋美術館のアルチンボルド展、ふたりしずか様も行かれたのですね。
ダー様回顧録第16話、ウィーンでアルチンボルドの絵の前で涙するアナスタシアを思い出してくださったとのこと、とても嬉しいです。

今回、上野に来ているデンヴァー美術館所蔵の1572年版「夏」と、ウィーン美術史美術館所蔵の1563年版「夏」の違い、思わずわたくしも図録を見て、比べてしまいました。おっしゃるとおり、肩先の麦わらに編み込まれた年号の違い以外は、本当に微妙な違いですね。とうもろこしのお耳の後ろのお茄子の色つやがちょっと違うとか(笑)。
アルチンボルドの寄せ絵は、どれもシュールで、こんなに奇妙奇天烈な絵が16世紀に描かれ、ハプスブルク家の宮廷で愛好されたというのが本当に不思議な気がします。

ふたりしずか様は、ウィーンのあの夏の日のアナスタシアのように日傘をさして上野に行かれたとのこと、美術館のクロークで、ぱりっとした白いリネンのスーツを涼しげに着こなしたダー様のような素敵なムッシュウから声をかけられませんでしたか。あ、国立西洋美術館のクロークは、コインロッカーだったか…。残念! 
わたくしも、「国立歌劇場の方角を…」と思ったけど、あ、美術館の目の前に東京文化会館が…。美しい恋の舞台を東京で探すのはつくづく大変であります(笑)。

嬉しいメッセージ、本当にありがとうございました。

  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2017-09-02 17:54:35

曇り空が青空になり、土曜日の午後、ちょこっと上野の森を歩いてまいりました。
はい、Arcimboldo 展であります。四季連作は、アナちゃんが子どもの頃の思い出として語られていたように、子ども - 四季 - 夏休み と繋がり、絶対に夏休みは混雑しているので、みんなの夏休みが終わった頃に訪れる計画でありました。がしかし、まだ本日も結構混雑しておりました。スゴイ人気ですね。おとなもこどもも。
『どこに何が描かれているか~』が、kids にはわくわくなのでしょうね。いたずらっこ少年アレクのエピソードがなければ、ワタクシにはむしろ恐怖の方が勝るところでしたが、『ほらね、きゅうりのお鼻に桃のほっぺ!』とぶつぶつ心の中で念じながら“あの絵”までなんとかたどりつきました(すごいスピード)。
こころ優しきちびアレクが夏風邪のアナ嬢を元気づけるためにせっせとお面の細工をしている姿が目に浮かび、思わずオークネフの気持ち(お野菜やくだものをいそいそ+こそこそ と運んでいるアレクに気づいてはてさて今度は何をなさるおつもりやら。。。とわかっていながら、アレクの自由にさせてあげるオークネフ!)に立ち至りましたでございます。
今回初来日という絵画は Denver からのもののようで(1572)、おとなのダー様とアナ嬢が観た Kunsthistorisches Museum/Wien のもの(1563)とは微妙に違っていました(間違いさがしみたいによーく見ないとわからない)が、アナ嬢の心のうちを想うとワタクシの胸はいっぱいになってしまいました!このような綺羅星のようなエピソードを書いてくださったこと、あらためて、心から感謝いたしました。
すごいです!
池之端の十三やさん(柘植の櫛やさん)にご用があり、そこから、歩いたのでした。もちろん、日傘をさして。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2017-06-17 13:17:16

和泉かなこ様

カラブリア! 南イタリアの素敵なリゾートからのメッセージ、とても嬉しいです。

ドイツ人とロシア人のカップルを見て、あの二人を思い出されるかなこさま、さすが往年のオル窓ファン! お気持ち、とってもよくわかります。

「おい、素晴らしい少年時代だったな。」
おそらく葬儀が終わった後のダーヴィトとイザークのあの表情、少年時代を懐かしむとともに、何かひとつ突き抜けたような感じですよね。天に昇った二人の親友に見守られながら、それぞれ新しい第一歩を踏み出そうとするような印象があります。
ダーヴィトは、もちろんマリア・バルバラお姉さまとの新しい第一歩へ。

ということで、ダー様回顧録、続きます。
第26話bisで、ちょっと寄り道して少し(かなり?)遠くに行きますが、また、第27話以降、ダーヴィトとマリア・バルバラの暮らし、そしてダーヴィトの語る、クラウスとユリウスの思い出話に戻る予定です。
何しろ、ラッセン教授は、いい音楽を聴くと、すぐ「素晴らしい少年時代」のことを次々と思い出して語り始め、止まらないものですから、大変です(笑)。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!

  • 投稿者:和泉かなこ

  • 投稿日時:2017-06-15 22:39:20

こんにちは。カラブリアからFC2にコメントしようと何度かトライしていますが、途中で途切れてしまいます。

とうとうマリア姉様とユリウスが対面。。。
原作では描かれなかった出来事でしたが、きっとこんな風に姉様は悲しんで、ダーヴィトと悲しみを分かち合ったに違いありません。
藏さまの「行間を読む」才能は、私には全く備わっていないものです。今回、ダーヴィトの回想録に出会わなければ、モヤモヤした気持ちが残ったままだったでしょう。
亡くなったあともユリウスの金髪が美しく輝いていたと思うだけで、オルフェウスファンは救われます。

カラブリアのリゾートには、ドイツ人もロシア人もいて、言葉を聞いていると自分がマンガの世界に入ったかのように感じます。
パパかドイツ人でママがロシア人のご家族がいるのですが、ママがロシア語で話しかけると小さな女の子がロシア語で答え、パパにはドイツ語で答えるのを見ていたら、ユリウスとアレクセイ夫妻にこんな時間があれば良かったのにと。。。またまた涙です。

ドビュッシーの月の光は中学高校時代に大好きな曲でした。情感もへったくれもない弾き方だと思いますが、ユリウス達の悲恋を思いながら弾いていたのを思い出します。

ダーヴィトの回想録はまだ続きがあるのでしょうか。
マリア姉様がダーヴィトと一緒に人生を歩み始めるのを見届けたいです。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2017-06-13 01:08:36

Aurora様

ありがとうございます。

ユリウスの天使のイメージは、可愛らしいだけでなく、剣をもって悪魔を踏みつけ、正義を貫徹する、大天使ミカエルのような凛々しさもある天使ですよね。
特に、第1部の終わりの方の意志のある表情は、それを感じさせて好きです。
ロシアに旅立つ晩、屋敷を抜け出した後、マリア・バルバラのことが気になって屋敷に戻ったユリウス。あの場面は、二人の絆を感じさせて印象的でした。第4部では、ダーヴィトという素敵なムッシュウも連れてきてくれて、本当にマリア・バルバラの守護天使! 最近は、そんな風にも感じています。

少女の頃からウン十年大好きなオル窓で、こうやってつながり、お付き合いが広がることを本当に嬉しく感じております。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

  • 投稿者:Aurora

  • 投稿日時:2017-06-12 21:42:29

Auroraの名前で、初めてコメントを出させて頂きます。


蔵次郎様が新作を出される度、いつも楽しく拝読しております。ついに、ユリウスが旅立っていきました(涙)。初めて原作でラストを読んだ時は、虚脱感に襲われ呆然となったのを、思い出します。何となくそういう結末だと分かっていたし、先生は他に書きようがなかったんだと思いましたが、因果応報とか諸行無常ってことなの?と消化不良になりました〜。

でも今回、ドビュッシー「月の光」の曲そのもののように、ユリウスの昇天を美しく描いてくださって、彼女が好きだった私は本当に嬉しかったです。きっと心安らかに愛したクラウスのもとへ、飛び立っていったでしょう。

マリア・バルバラお姉さまが言っているように、ユリウスは自分の手を血に染めても、家と兄弟を守ろうとした天使かもしれませんね。原作では、ダーヴィトとイザークがにこやかに青春時代を振り返って終わるので、どうしていきなりこの展開?と誰もが感じたと思います(笑)!蔵次郎様の丁寧に書かれたお話が原作の補足にもなって、理解やイメージが広がりとても助かっています。ありがとうございました。

いつも音楽のご紹介が、楽しみです。今回の奏者は誰かなと思っていたら、曲に合わせての幻想的な画像がコラボされており、素敵でした。


蔵次郎様とは、もう一年半以上のお付き合いになりますでしょうか。今年は、ロシア革命100周年の記念すべき年にもなりますね。オル窓の世界をご一緒に楽しんでいけたら、大変光栄で嬉しく思います。どうぞこれからもよろしくお願い致します。

  • 投稿者:蔵太郎

  • 投稿日時:2017-06-11 21:12:58

じゃん様

ありがとうございます。
読んでくださって嬉しいです。

二人の「息子 ユリウス」。これは、楽しい想像ですね。
とりあえず思いついたこと:
ダーヴィトとマリア・バルバラは、いつものように腕を組んでレーゲン川の川べりを散歩していました。すると、大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこ…と流れてくるではありませんか。
「あれは何かしら。」
「セ・ラ・ペッシュ(桃だね)。」
「そんなこと、わたくしだってわかるわ。」
桃を川岸に引き上げ、割ってみると、中には金髪に碧い眼の元気な男の子が!
二人は、この子にユリウス、通称ユリタロウと名付けて、大切に育てました。
ユリタロウは、見た目はユリウスそっくり、ヴァイオリンをゴンゴン弾く元気な美少年に成長しました。バッハの無伴奏の曲を次々と弾きこなします。なぜかお酒に強く、屋敷の酒蔵のウォッカも次々と飲んでしまいます。
「なんかクラウスに似ているんだよなあ…。」
ダーヴィトは、親友と過ごしたまばゆい少年時代を思い出すのでした。そして、…。
ああ、想像が広がる広がる、どこまでも…!
楽しいお話のタネをどうもありがとうございました!

これからもよろしくお願いいたします。


  • 投稿者:じゃん

  • 投稿日時:2017-06-11 18:09:23

 いつも読ませていただいてます。
オルフェウスの窓、全巻を読んだのが、文庫本で発売されてからでした。

遅れてきたファンなので、最初からダー様が一押し。そして、皆さんの
二次創作を色々読ませていただいていましたが、なかなかダー様が主人
公のものがなく、この回顧録にたどりつきました。


各話ごとに写真や絵や音楽がはさまれていて、音楽を聞くのが楽しく、
小説と音楽と画像でとても楽しめます。新しい話を読むのがドキドキです。
現在放映中のダウントン・アビーみたいな感じかなと思いつつ、読んでい
す。

クラッシクは嫌いではありませんが、特に詳しくないので、紹介されて
いる音楽は、私は初めて聞くものも多いのです。


最初に聞いたバッハの無伴奏バイオリンソナタ アダージョには衝撃を
受けました。バイオリンのみの曲を聴くのは初めてでしたし、複音が出
せることに驚きました。
思わず、妹と母に聞いてみてよと勧めました。

また、音楽学校の生徒だからあのように合奏して楽しむことがあって当
然でしょうに、これまでの二次創作にはここまで音楽を前面に出したも
のはなかったと思います。
とてもとても素敵です。

そろそろ最終章に突入なのでしょうが、ひとつお願いがあります。
できればダー様とマリア・バルバラ姉さまの年齢とか年齢差とか無視して
彼らの「息子 ユリウス」がアーレンスマイヤ家を継ぐという形になった
らなあと切に思います。

他の方のロマンあふれた感想を見ると場違いですが、大変楽しませていただいて
いることをお伝えしたくて、感想を書いてしまいました。

これからも楽しみにしています。


  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2017-06-11 14:43:58

ふたりしずか様

太陽と月、美しいコメント、どうもありがとうございます。
太陽と月のように、広大な宇宙に存在する二人はいつも一緒。あの二人は、きっとそうですね。

死んだ男がいつか迎えに来てくれる。
愛する男に先に逝かれ、この世に残された女にとっては、一筋の希望です。
昔のように「よぉ」と言いながら、現れるかのひと。
昔のように優しい眼で見つめながら、こちらに近づいてくるかのひと。

コメントを拝見して、ユリウスの死に顔は、美しいだけでなく、愛する人に逢えて、きっと微笑んでいたのではないかと思いました。
そう、ドビュッシーの「月の光」の最後の和音のように、ピアニッシモのかすかな微笑みですね、きっと。

ありがとうございました。


  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2017-06-11 14:21:20

リリ様

クラロ・デ・ルーナ(クレール・ドゥ・リュヌ)、見てくださってありがとうございます。
この曲は、以前からよく弾いていたのですが、特に、中間部で静かな情熱と繊細な感情が交錯するところがとても好きです。
今回、お話を書き上げて、さてどれを引用しようかなとyoutubeをみていたら、二人を思わせるこんな画像が。多くの人々に共有されるイマジネーションを生み出す、音楽の素晴らしさを改めて感じました。

月に昇っていく二人の会話、いいですね~!
続き:
「あはは、迎えが遅くて悪かったな。ダーヴィトの奴も心配だったからな。あいつは、感興をもよおすとか何とかうるさくて、昔から女にこだわりが多かったけど、これで安心だ。おまえ、グッド・ジョブだったぜ。」
なんて、どうかしら。友だち思いのアレクセイでした(笑)。

ありがとうございました!


  • 投稿者:ふたりしずか

  • 投稿日時:2017-06-11 10:02:50

太陽か月か、といえば、ワタクシ達の金髪の天使は月。そして、彼は最初から最後まで太陽そのもの。全てを思い出し、River Spree に流される瞬間には、《これで、まもなくあなたにあえる・・・》とよぎったのでしょうか、あるいはかのひとの奏でる弦の調べのような Spree の stream にのって、彼がそこに来てくれていたのでしょうか。誰もが確信しておりますことは、ふたりがついにともにある、ということ。
それゆえに、冒頭のシンプルな衝撃の一節は、がんと殴られたような一撃ではありましたけれども、凛として潔く、すっきりと、『愛の成就』へと流れ着いたふたりを感じさせられました。
太陽の時も、月の時も、ふたりの最期、素晴らしい、と感動いたしました。
どうもありがとうございました。

  • 投稿者:リリ

  • 投稿日時:2017-06-10 21:00:55

天使は、惜しまず愛を注ぎ続けてくれた姉に癒しをもたらし、旧友との愛の芽生えを確信し・・・月に帰って行ったのですね。

「よく頑張ったな、もう充分だ・・・俺のところに帰ってこい」
「見てたの?もぉ、迎えが遅いよ・・・」

『claro de luna』を聴きながら、ふとこんな会話が浮かびました・・・。
こんな二人らしい再会の言葉を交わし、微笑みながら二人手を取り合い光り輝く月へ昇って行ったのかもしれない・・・。

ありがとうございました。
やはり彼女の死という結末は変わらなくても、私の心は不思議な穏やかさで満たされ、頬をつたったのは温かな涙でした。

夕べのとてもとても清らかでくっきりと浮んだ満月を想いながら、不滅の恋人達の愛の余韻につつまれています。

  • 投稿者:蔵次郎

  • 投稿日時:2017-06-01 23:20:14

リリ様

ありがとうございます。

1920年代、曇り空のベルリン。大切な人を探して回る男と女。
想像が広がります。

ベルリンは、戦時中に爆撃を受けた上、戦後長い間、冷戦下で東西に分かれていたので、街の姿は当時からずいぶん変わってしまっているようで、残念ですよね。今はきれいになりましたが、ブランデンブルク門の辺りは、まさに「ベルリンの壁」があったところですし、有名なホテルのあったところも変わってしまったと聞いています。それでも、カフェなど、ところどころに昔の面影を感じることはありました。東西に分かれていた時の名残りで、今でもオペラハウスは、東(ウンター・デン・リンデンの国立歌劇場)と西(ドイチュ・オパー)に一つずつ、大変な歴史ですね。

で、ダーヴィト、なかなかいい男でしょ(笑)。
これからも、ダーヴィトともどもよろしくお願いします!

ダーヴィト・ラッセン回顧録【オルフェウスの窓ss Op.5】