遠い日のきみに
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作成日 2017-02-15
ジャンル 青春,文学・人文
ページ数 1003 ページ
状態 完成
閲覧数 3082
評価平均/評価件数 - 5.00 [2 件]
ある日突然、たったひとりの親友の家族から、その死を告げる寒中見舞いが届いた。二十数年前に食事を共にして以来、年賀状でしか交わさなかったものの、恩義に感じていた友人の死を切っ掛けにこれまでの自分の人生がいかに自堕落で、ひとに迷惑をかけるものだったかを懺悔し、告白していく物語。そこからはさまざまの気づきが生まれ、人生の在りようが見えてくる――。団塊の世代の読者諸君、玄冬小説の醍醐味をご賞味あれ。
目次
- 思い人との別れ
- 58P
- 先生に固執する自分
- 66P
- 引っ越しの謎
- 73P
- 腹を空かせた少年
- 80P
- 弱者への眼差し
- 89P
- 剥がれ落ちる心の瘡蓋
- 93P
- 事実としての思い出
- 101P
- ダイナモの発見
- 105P
- お涙頂戴で糊口を凌ぐ作家
- 111P
- 牛革でできた黒いランドセル
- 115P