銭泡記~太田道灌暗殺の謎

文明18年(1486年)7月、関東の名将太田道灌が相模の国、糟屋の扇谷上杉定正の屋敷で殺されてしまいます。一体、誰が道灌を殺したのか? 現場に居合わせた茶人、伏見屋銭泡が道灌の配下だった山伏の竜仙坊の力を借りて、道灌暗殺の謎を解明します。
この小説の主役の伏見屋銭泡は「陰の流れ第四部 早雲登場」でも重要な役として登場しています。