小説
新規登録
ログイン
官能小説へ
間々田陽紀さんの小説一覧
一般小説
官能小説
恋愛,文学・人文
★【89】ナローボートで素敵な恋を!(原稿用紙100枚)
この物語はお幼い頃に母親を亡くし愛おしい人を亡くす恐怖心から人に想いを寄せることが出来なくなっていた智史と、中学生の時に父親が母親と自分と残して他の女性のもとに走った父親を忌避することしか出来なくなり極度の男性不信に陥っていた亜梨沙とが、ナローボートを舞台に心を重なり合わせていく物語である。
亜梨沙は自分が旅行代理店で勤務しているロンドンに、母親を定年退職祝いで招待した。その母親がナローボートに乗ってみたいと言い出し、すでに旅行代理店を辞めてナローボートでプライベートチャーターを始めていた同期生だった智史のところに連絡した。
たった2泊3日の短い旅だったが、亜梨沙と智史の2人はそぞれが相反する心のトラウマを抱えている事を知る。亜梨沙の母親は智史に亜梨沙がこれほど男性に心を許しているのが信じられないと語る。
3人で食事中に小さい頃の亜梨沙の話をする母親、酔った母親は父親のせいで亜梨沙が男性不信になったという。それに対して智史は自分の母親が早死していたことを話し、母親のいる亜梨沙が羨ましいと語る。
母親が眠ったあとに智史と亜梨沙の2人はナローボートのデッキ上で長イスに横たわり夜空の星屑を眺めながら、今までの恋愛感について語り合う。智史は愛する人を亡くすことが怖いといい、亜梨沙は男性不信から抜けれないと話す。
そんなある日智史が遺伝と関係が比較的多い疾患である肥大型心筋症で倒れて、その看病に亜梨沙が病院へいくことになり2人はもうお互いが必要と考え始めることとなる。
智史は恐怖心を乗り越えて亜梨沙にナローボートを手伝って欲しいと言うが、父親の影響による男性不信を引き摺っていた亜梨沙は悩む。
ナローボート上で始めて2人して夜空を眺めたあの夜に感じたトキメキ!こんなことがあるのかと今でもその夜のことが信じられない亜梨沙が出した結論とは・・・?
完結
24ページ
4707
間々田陽紀
小説一覧
トップページ
新着小説一覧
ランキング
殿堂入り小説
みんなのレビュー
ジャンルから探す
恋愛
青春
詩・ポエム
エッセイ
ノンフィクション
ファンタジー
SF
ホラー/オカルト
ミステリー
アクション
冒険
童話
コメディ
文学・人文
歴史
軍事/戦記
短編/SS
戯曲
BL/GL
官能
その他
FC2小説特長
FC2ID