武蔵野四畳半の冒険

二十三区の西、武蔵野市にある静かな住宅街に佇む、一軒のボロアパート。
立地条件が良い事と家賃が安い事で、即入居した共同トイレの風呂無し、四畳半のアパートが私の住まいだ。
朝の太陽が差込む事も無く、夕日さえも入り込む事の無い、あっても無くても代わり映えのしない窓を開けて、今にも枯れそうな花に水をやるのが最近の日課になっている。
ちなみに、部屋の明かりは、読書さえもままならない二十ワットの裸電球のみだ。

留年を繰り返す怠惰な大学生と、創設以来の天才少女が繰り広げる異次元への冒険。
バブルのはるか前の武蔵野のボロアパートを軸に、馬鹿馬鹿しいほど荒唐無稽な冒険劇。

気が向いた時に書いていきますので、良かったら感想でも書いてください。