創世神記

それは、とても長い、愛の物語――。
すれ違う思い。届かない手。触れられない距離。

限りある命の中で、次へと紡いでいく生の中で、ただ記憶にあるのは、彼の人への深い愛。ただそれだけ在ればいい。
永遠なんて無くてもいい、ただ、君がそこに居るならば…。

…その想いだけを抱いて、生きていく。
いつか、この世界が滅びるまで……――。