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小説

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★【84】ベイビーが流れていた季節(原稿用紙100枚)

 この物語は主人公22歳の放送作家の卵である孝明が、初恋をテーマに台本を書いていたところから始まる。

孝明がファミレスで台本を書いていたら、窓の向こうを中学生の男の子と女の子が歩いていた、その時に孝明の頭の中に自分の中学時代の風景が蘇ってきた。

中学生の時に孝明は偶然にもクラスの中でイジメにあっていた佑香を、助けることとなったことがあった。佑香に望まれるままに一緒に下校することとなった2人だったが、2人の通る商店街にいつもジャスティン・ビーバーの♪ベイビーが流れていた。

別々の高校へ進学した2人は、中学卒業の時にジャスティン・ビーバーのコンサートがあったら一緒に行こう、更に20歳の時の中学同窓会では必ず再会しようと約束した。

結果的に佑香は孝明にその都度連絡したが、孝明からは何の連絡も届かなかった。

実は孝明が高校1年生の1学期に登校拒否で田舎の祖父母のところにいて、5月のコンサートへの佑香からの手紙は孝明のもとへは届かなかった。

更に20歳の時の同窓会の連絡もすでに独立していた孝明のところには届かなかった。

そんな孝明と佑香が何とTV局の仕事場で、放送作家とアシスタントディレクターとして再会した。中学時代に一方的にその約束を無視された思い込んでいた佑香は、それらの事実を偶然知って大いに混乱する。

物語はそんな2人が今の仕事に関して懐疑的になっており、2人とも新たな道を模索し始めていた。そしてそんな2人の前に現れたのが、遠い昔《つま恋》の野外コンサートを手がけた大道具係りの副島だった。

最終的に孝明は放送作家の仕事を辞めて小説家の道へ進む、更に佑香もTV局での仕事を辞めてコンサートスタッフへの道へと進む、そん2人に大きな影響を与えた副島も家を改造してライブハウスを始める。

再会した孝明と佑香の2人が最終的に眺めた風景とは・・・?

そんな2人に影響を与えた副島が、年老いても拘った昔の風景とは・・・?