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『禁区』~目覚め~



「ここは何処・・・私は・・誰・・・」




紗江は辺りを見渡すと真っ暗な部屋に閉じ込められていると言う事だけは分かった・・






「何故・・こんなとこに・・」





起き上がろうとすると、体はベットに固定されていた






「カツカツカツ・・・」





紗江は何故か分からないが本能的に寝ているふりをした・・





「カツカツカツ・・ピタ・・」





「見ている・・私を見ている・・」





暫くすると足音は再び遠くへなっていった





「あ・・頭が痛い・・・」







紗江は再び、深い眠りに着いた・・











※監禁 完結編 抜粋(禁区様に編集)






佐原は意識を取り戻した




薄暗くて何も見えない・・・



下半身に何かが乗っている・・・




そして上半身には自分をじっと見つめる人間がいる・・・




そう感じた



その人間が、紗江と気付くのはすぐだった





『さ・・紗江・・辞めるんだ・・・』





『やっと気が付いたのね・・・ほら、いつもみたいに突き上げてよ』






紗江は腰を上下にズンズンと動かした





『辞めろ!・・辞めろぉぉ!』














「ビクッ!」










紗江の動きが一瞬止まった・・・・




紗江の顔はたちまち真っ赤になり涙を浮かべ始めた・・







『いやぁぁぁぁぁぁぁーー!』







左右に頭を激しく振り乱した




佐原は今のうちに紗江から離れようとしたが、手足の自由が利かなかった・・・





「クソッ・・・」





以前、紗江は発狂しながらもがき苦しんでいた・・・






「今だ・・今しかない・・・」
















『ガラスの破片』













『いやぁっ・・・・ぁっ・・・あぁぁ・・・ぁ・・』










紗江の動きがピタリと止まった・・・







「き・・・利いたか・・・」








「ニヤ・・・」







『これで・・本体を完全に閉じ込めれたわ・・・フフフ・・・』




『な・・何?』




『ホラ・・・もっと固くしなさいよ・・・紗江の事が好きなんでしょう?紗江の中をもっとかき乱してよ!』







「ズン!ズン!ズン!」






『ど・・どうなっているんだ・・・話が違うぞ!!』





『何が違うのよ・・・』






紗江の目は狂気に満ちていた




佐原の肉棒は徐々に力を失い始め、紗江の中で縮小し始めた・・・





『ガラスの破片!ガラスの破片!』







『うるさいわね・・・いい事・・思いついちゃった!・・・・ニヤリ』





紗江は佐原の首に手を掛けた・・・






『こうすると固くなるんだよね?』






『おぐっ!や・・やめ・・』


更新日:2010-10-01 12:01:46

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