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TURN8 予選開始!

決闘場

今日はここで大会の予選が行われる。
予選は一日一ブロックごと行われる。
今回はAブロックの予選だ。

遊也「なあ、先生まだやんないのかぁ?」
斎藤「そうだな、全員そろった事だし始めるか。ではルール説明を行う。君たちには総当たりをしてもらう。それで一番勝率が高い者が本選である決勝トーナメントに進んでもらう。なお予選ではテーブル決闘でしてもらう。一気に決闘するには決闘場でも狭いんでな。では対戦相手が決まったら開始だ。」
遊也「へへ、総当たりか。今回は留姫も太郎もいないけど頑張るぜ!」
この予選では偵察等を防ぐため見学は禁止されている。
準備も整い予選が始まった。
斎藤(始まったか。さあ誰が本戦に行けるかな?)
?「調子はどうですかな?斎藤先生。」
斎藤「校長。」
斎藤にこの学校の校長である豊臣秀樹が話かけてきた。
斎藤「順調に進んでいますよ。」
校長「ほう、それはいいことだ。ふむ遊也君も頑張ってるようだな。」
斎藤「ええ。」
校長は留姫と透の祖父でもあるため留姫の幼馴染である遊也の事もよく知っていた。
遊也「よし、俺の勝ちだな。楽しかったぜ!」
斎藤「おっ、さっそく勝ったな。」
予選では勝ったら斎藤達がいる本部に報告することになっている。
遊也「先生、コマ寝ちっていう生徒に勝ったぜ。あっ留姫のおじいちゃん。こんにちは。」
校長「こんにちは。調子良いようじゃないか遊也君。」
遊也「まあね。まだ負けてないしね。じゃ、次もあるからこれで。」
そう言うと遊也は去って行った。

時間も過ぎていき予選も最後を迎えようとしていた。
斎藤「これで最後の組み合わせか。」
校長「さすが遊也君だ。ここまで全勝か。」
斎藤「ただ遊也の対戦相手もここまで全勝の生徒ですね。」
校長「ほう、それは楽しそうな決闘になりそうですな。」

遊也「お前が最後か。俺は織田遊也。よろしくな。」
生徒「私の名は白瀬戻流。一つ忠告してやる。」
遊也「何?」
戻流「私はここまで全勝で来ている。棄権するなら今の内だぞ。」
遊也「やだね。俺は戦う前から逃げたりはしないぜ。それに俺も今の所全勝だぜ。」
戻流「何だと!?貴様もか。ならどちらが全勝で本選にいくか決闘だ!」
遊也「ああ。」
お互いシャッフルしたデッキを机に置き審判がコイントスを行う。
審判「裏が出た事により先攻は白瀬さんのターンです。」
遊也と戻流「決闘!」

更新日:2010-03-02 04:58:28

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