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TURN4 留姫へのリベンジ

遊也がアカデミアに入学して数週間が過ぎていた。
キーンコーンカーンコーン。
あっ、このチャイムは終礼の終わりのチャイムです。
斎藤「よし、今日はこれで終わり!」
遊也「留姫、さっそく行くとするか。」
留姫「そうね。」
太郎「遊也君部活の方順調そうだね。」
遊也「まあな。お前も部活頑張れよ!じゃ。」
太郎「遊也君もね。じゃ、また。」
太郎と別れた遊也と留姫は自分達が所属している探偵部の部室に向かった。
ガラッ。
透「おっ来たか。」
遊也「おす、透さん。」
留姫「依頼まだ来てないの?兄さん。」
透「ん~今のところはまだだな。」
三人が話しているうちにドアが開く。
ガラッ。
遊也「だれか来たぜ。」
真里「豊臣留姫!決闘よ!」
遊也「留姫の知り合いか?」
留姫「え、え~と・・・。」
真里「あなた!その反応私のこと忘れているわね。」
透「真里か。」
遊也「誰なんですか透さん。」
透「ああ、彼女は3年の井上真里。俺のクラスメイトだ。」
遊也「でもなんで留姫に決闘を?」
真里「それは何年か前の事だったわ。カードショップで偶然この娘と決闘したの。結果は私の圧敗だったわ。それまで私はここまで圧倒的に負けた事がなかったの。だからその時誓ったわ。いつかずっと強くなった時リベンジするって。そして今日がその時よ!」
留姫「あっ!思い出した。あの時の人か。」
真里「やっと思い出したのね。まあ、無理もないか。あんだけぼろ負けしたらね。でもこれからは忘れられないようにしてあげる。勝つのは私だから!さあ、決闘よ!」
留姫「いいですよ。先輩。その決闘受けて立ちます!」
真里「決まりね。じゃ、行くわよ!」
留姫と真里「決闘!」

更新日:2010-01-21 16:39:15

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