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第四章 出会い
「皆さん本当にここまでしてくださってありがとうございます!」
ここは北インド、反英地下組織の隠し飛行場。
そこに、緑に黄色いラインの映える零戦が2機並んでいる。
機体に国旗は無い。あるのは「MOON」の文字だけだ。
ミハイルのその声に、青い作業服の男が応える。
「いいってことよwお前たちは勿論あの忌々しいイギリスをぶっ潰してくれんだよなぁ?そんな奴らに手を貸さねぇ奴はこの国にはいねぇよ。しっかり頼むぜ?ボーヤ」
「私達MOONは仁義を重んじています。このご恩、決して無駄にはいたしません!」
「頼もしいな!では、生き抜けよ!この戦争を!!」
「了解!!」
ミハイルとアンドリューは敬礼をした。
男が答礼する。
二人は各々の機に戻る。
「んじゃ、行くか。」
「ああ。今日も長い道のりだぞ。」
「早くつかんかな~日本。」
「仕方ねぇよ。そりゃあ・・・」
2機はゆっくりと飛び立つ。
作業着の男は手を振って、確認できなくなるまでこちらを見送っていた様だった―
ここは北インド、反英地下組織の隠し飛行場。
そこに、緑に黄色いラインの映える零戦が2機並んでいる。
機体に国旗は無い。あるのは「MOON」の文字だけだ。
ミハイルのその声に、青い作業服の男が応える。
「いいってことよwお前たちは勿論あの忌々しいイギリスをぶっ潰してくれんだよなぁ?そんな奴らに手を貸さねぇ奴はこの国にはいねぇよ。しっかり頼むぜ?ボーヤ」
「私達MOONは仁義を重んじています。このご恩、決して無駄にはいたしません!」
「頼もしいな!では、生き抜けよ!この戦争を!!」
「了解!!」
ミハイルとアンドリューは敬礼をした。
男が答礼する。
二人は各々の機に戻る。
「んじゃ、行くか。」
「ああ。今日も長い道のりだぞ。」
「早くつかんかな~日本。」
「仕方ねぇよ。そりゃあ・・・」
2機はゆっくりと飛び立つ。
作業着の男は手を振って、確認できなくなるまでこちらを見送っていた様だった―
更新日:2009-12-29 19:46:00