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過去は過去!今は今!
つい先日まで普通の高校生として生活していた俺
普通と言っても周りの低レベルなヤツらよりはマシだと自分では思っている
だからこそ自分をさらけ出すこともせず本当の自分、川村という人間の本心を隠しながら生きて来れたんだ
自分を隠しながら生きるのなんて楽しくないという輩もいるかもしれないがそれはそれで結構
俺は俺でこの人生に満足しているし他人の考えに流されるような弱い人間でもない
でも、本当にさらけ出しているのか?自分をさらけ出す事で嫌われる人間も多数いる中で何人の人間が本当の自分で生きているのだ
「今日は遠出して一日遊びまくろうぜ」と朝早くにクラスの人気者に誘われたら本当は行きたくなくても多数の人間は流されてしまうだろう
その時点で自分をさらけ出していないという事実に気づかないバカはいないはずだ
だとするなら大多数の人間が人の機嫌をうかがいながらいきていることになる
まぁ、何が言いたいかというと俺はそんな事を考えて生きてきて実績を出してきていたんだ
そう、出してきていた!
過去形だ!
完全に過去形!
綺麗な思い出!
memory!
なんでこうなったのかも俺には分からない………
言える事はただ一つ
運が
悪かった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(おい、来たぞ)
(モテ男さんのご到着だな)
朝、登校してきて席に着くなりヒソヒソとざわめきが起こり今学校の注目の的となっているある青年に視線が集まる
ま、俺なんだけど
いや、言っとくけど自意識過剰で言っている訳じゃないぞ
出来る事なら言いたくねーよ
(そろそろ来るぞ!)
でもどうしたって注目されてしまうんだ
『川村さま〜〜!!』
(来た!)
(彼女の登場だ!!!)
メチャクチャ遠くから声ドンドン近くなってくる
くそぅ……今日も始まるのかブラックデイズが………
机に突っ伏すように顔を沈める主人公とは反対に主人公の呼び声と共に凄まじいスピードで接近してきたその人は人様のクラスのドアをあらん限りの力で開きクラスの一番後ろドアから3列目の川村の席に迷わず飛び込んできた
ガラガラ!ドカーン!
『おはようございまーーーす!!!』
貞子きたぁぁぁ!!!!
『ゴフっ!!』
うん、飛び込んで来たらこうなるよね
だってあらん限りの力で飛び込んでくるんだから
少しはスピード落とせよ!
ていうか飛び込むな!
お辞儀しろ!
『ゲホ……お、おはよう』
『え?ちょ…えぇ!?今日は「てめぇ〜〜ふざけんなぁぁぁぁ!!」って殴ってくれないんですか!?』
いやいや、殴りてーよ。今すぐ殴りたいです
出来る事なら鈍器使いたいです。メコっといっちまいたいです。
でもこんな俺だって学習はする
なぜ殴らないかって?
殴ったら喜ぶからだよ!
「いやん、もっとぉぉ」ってなるんだもん!
その繰り返しなんだもん!
しかも、その光景を見ていた周りの反応は俺に対してDVの彼氏ってなってるんだもん!
どうしてだよ!
気づけよ!コイツ喜んでるじゃん!
まさに毎日が不毛な戦いだよ
殴ったらダメだって気づくのにかかった3日間の間に俺の築き上げてきた気前の良いキャラというベストポジンションは突如現われた美女にDVをする鬼畜となった
鬼畜って!
悪口でその言葉って言ったらダメじゃね!?
立ち直れなくなるってマジで!
普通と言っても周りの低レベルなヤツらよりはマシだと自分では思っている
だからこそ自分をさらけ出すこともせず本当の自分、川村という人間の本心を隠しながら生きて来れたんだ
自分を隠しながら生きるのなんて楽しくないという輩もいるかもしれないがそれはそれで結構
俺は俺でこの人生に満足しているし他人の考えに流されるような弱い人間でもない
でも、本当にさらけ出しているのか?自分をさらけ出す事で嫌われる人間も多数いる中で何人の人間が本当の自分で生きているのだ
「今日は遠出して一日遊びまくろうぜ」と朝早くにクラスの人気者に誘われたら本当は行きたくなくても多数の人間は流されてしまうだろう
その時点で自分をさらけ出していないという事実に気づかないバカはいないはずだ
だとするなら大多数の人間が人の機嫌をうかがいながらいきていることになる
まぁ、何が言いたいかというと俺はそんな事を考えて生きてきて実績を出してきていたんだ
そう、出してきていた!
過去形だ!
完全に過去形!
綺麗な思い出!
memory!
なんでこうなったのかも俺には分からない………
言える事はただ一つ
運が
悪かった
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(おい、来たぞ)
(モテ男さんのご到着だな)
朝、登校してきて席に着くなりヒソヒソとざわめきが起こり今学校の注目の的となっているある青年に視線が集まる
ま、俺なんだけど
いや、言っとくけど自意識過剰で言っている訳じゃないぞ
出来る事なら言いたくねーよ
(そろそろ来るぞ!)
でもどうしたって注目されてしまうんだ
『川村さま〜〜!!』
(来た!)
(彼女の登場だ!!!)
メチャクチャ遠くから声ドンドン近くなってくる
くそぅ……今日も始まるのかブラックデイズが………
机に突っ伏すように顔を沈める主人公とは反対に主人公の呼び声と共に凄まじいスピードで接近してきたその人は人様のクラスのドアをあらん限りの力で開きクラスの一番後ろドアから3列目の川村の席に迷わず飛び込んできた
ガラガラ!ドカーン!
『おはようございまーーーす!!!』
貞子きたぁぁぁ!!!!
『ゴフっ!!』
うん、飛び込んで来たらこうなるよね
だってあらん限りの力で飛び込んでくるんだから
少しはスピード落とせよ!
ていうか飛び込むな!
お辞儀しろ!
『ゲホ……お、おはよう』
『え?ちょ…えぇ!?今日は「てめぇ〜〜ふざけんなぁぁぁぁ!!」って殴ってくれないんですか!?』
いやいや、殴りてーよ。今すぐ殴りたいです
出来る事なら鈍器使いたいです。メコっといっちまいたいです。
でもこんな俺だって学習はする
なぜ殴らないかって?
殴ったら喜ぶからだよ!
「いやん、もっとぉぉ」ってなるんだもん!
その繰り返しなんだもん!
しかも、その光景を見ていた周りの反応は俺に対してDVの彼氏ってなってるんだもん!
どうしてだよ!
気づけよ!コイツ喜んでるじゃん!
まさに毎日が不毛な戦いだよ
殴ったらダメだって気づくのにかかった3日間の間に俺の築き上げてきた気前の良いキャラというベストポジンションは突如現われた美女にDVをする鬼畜となった
鬼畜って!
悪口でその言葉って言ったらダメじゃね!?
立ち直れなくなるってマジで!
更新日:2009-12-11 11:56:49