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俺は焦った。
“ 早く、このクラクラを治さなければ・・・。
かと言って、下手に動くと悪化しそうだし・・・。
ジッとしていて役に立つこと、何か無いかな・・・?
・・・・・・・・・・・?
そうだ・・・・!?
苦しい時の神頼み!”
俺は両手で頭を抱え込んだまま、うつ伏せの状態で床にしゃがみ込み、取り敢えず動きを止めたまま、神様に祈ってみる。
「 ああ、神様ァ~、神様ァ~、どうか早く治りますようにィ・・・・。」
ところが、フト思った。
“ あれっ・・・・、うちの宗教って何だったかな?
仏壇あったけど・・・・・・。
とすると、仏様かな・・・・?”
急遽、仏様にすることにした。
「 ああ、仏様ァ~、仏様ァ~、どうか早く治りますようにィ・・・・。」
ところが、フト考えた。
“ ん・・・・・!?
いや、ちょっと待てよ!
このしゃがんだうつ伏せ体制って、どっかで見たことがあるぞ・・・。
そうだっ!“
メッカに向いているのかは分からなかった。
「 アッラー、フアクバル!
アッラー、フアクバル!
目眩、早く治りますように・・・・・。」
知り合いの神様では無かったが、この際である。
急遽祈ってみた。
すると、どうだろう。
どうも、俺の向きはメッカを向いていたようだ。
“ お、お、お、おっ・・・・・・!”
その祈りが極力効いて来て、目眩は急激に解消し始めた。
“ き、効いた、効いた、効いて来たぞォ~!!”
世界中の八百万の神様は、常に日本人の味方なのである。
「 メッカの神様、ありがとう!」
しかし、単に時間が経って治って来たと言っても良いような気もする。
“ そこんところは、ま、いいか・・・・!”
俺はスクッと立ち上がる。
「 復活!」
元気になった俺は、
「 下だ、下だ、下だァ~!」
と松岡修造のように叫びながら、非常階段を一段飛ばしにピョンピョン駆け下りる。
“ 早く、このクラクラを治さなければ・・・。
かと言って、下手に動くと悪化しそうだし・・・。
ジッとしていて役に立つこと、何か無いかな・・・?
・・・・・・・・・・・?
そうだ・・・・!?
苦しい時の神頼み!”
俺は両手で頭を抱え込んだまま、うつ伏せの状態で床にしゃがみ込み、取り敢えず動きを止めたまま、神様に祈ってみる。
「 ああ、神様ァ~、神様ァ~、どうか早く治りますようにィ・・・・。」
ところが、フト思った。
“ あれっ・・・・、うちの宗教って何だったかな?
仏壇あったけど・・・・・・。
とすると、仏様かな・・・・?”
急遽、仏様にすることにした。
「 ああ、仏様ァ~、仏様ァ~、どうか早く治りますようにィ・・・・。」
ところが、フト考えた。
“ ん・・・・・!?
いや、ちょっと待てよ!
このしゃがんだうつ伏せ体制って、どっかで見たことがあるぞ・・・。
そうだっ!“
メッカに向いているのかは分からなかった。
「 アッラー、フアクバル!
アッラー、フアクバル!
目眩、早く治りますように・・・・・。」
知り合いの神様では無かったが、この際である。
急遽祈ってみた。
すると、どうだろう。
どうも、俺の向きはメッカを向いていたようだ。
“ お、お、お、おっ・・・・・・!”
その祈りが極力効いて来て、目眩は急激に解消し始めた。
“ き、効いた、効いた、効いて来たぞォ~!!”
世界中の八百万の神様は、常に日本人の味方なのである。
「 メッカの神様、ありがとう!」
しかし、単に時間が経って治って来たと言っても良いような気もする。
“ そこんところは、ま、いいか・・・・!”
俺はスクッと立ち上がる。
「 復活!」
元気になった俺は、
「 下だ、下だ、下だァ~!」
と松岡修造のように叫びながら、非常階段を一段飛ばしにピョンピョン駆け下りる。
更新日:2017-01-14 12:15:53