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あとがき

 どうもみなさん、初めましての方は初めまして。
 『捨て猫』シリーズや『〝掃除屋〟は着飾れない』以来の方はお久しぶりです、Call-Catです。

 ……いや本当に久しぶりすぎて戦慄してます。時の経つ速さにただただ戦慄してます。
 だって前作の『掃除屋』を書いたのがつい先週ぐらいの間隔ですからね? え、大人になるとこんなに時間って加速するの? 怖い。って感じです。
 近況報告としましては去年末ほどに部署の異動となり、新しい環境に揺れるママママインド状態だったり、うらうら りゃりゃりゃりゃ とてちてとんしゃんって感じで楽しんでいた迷路帖のアニメが終わって道に迷っていたり、それでもなんとか仕事を続けるのが得意なフレンズでわーいたーのしー(血涙)状態だったりと忙しなかった記憶があります。
 あ、でも一番ダメージ大きかったのは遊戯王のルール改定でしたかね?
 真紅眼リンクモンスターはよ。

 さて。私情はここまでで区切るとしまして本作のお話でもしましょうか。
 そう、『(魔)王の話をしよう――』ってやつです。マーリンです。きよひー大好き。アラフィフまじ紳士。素敵。だから石ちょうだい新宿のパパ()
 本作『魔王はバグに冒されて』ですが、これはRPGな世界を生きる住人達の物語になりました。
 そのため、彼らにとってストーリー上の死というのは『全クリして二週目が始まれば元通り』なため、必ずしも永遠のお別れとは成り得ません。
 では彼らにとっての死とは何か? それを考えた時に真っ先に浮かんだのがバグでした。
 ソフトの劣化によるデータの破損、それによって生じるイレギュラー。そんなバグはRPGな世界で生きる彼ら・彼女らにとっては消滅に関わります。
 そのため、決して相いれない、相容れてはいけない『勇者』に恋をし、挙句には愛してしまった『魔王』がバグに冒され、いずれ消えゆく存在なのは自明の理です。
 そしてそんな魔王もただでは消える男じゃなかったみたいですね?
 でも不思議。今作で作者が愛してしまったのは魔王でもなければ勇者でもなく、側近のヴェロニカでした。何故。

 それにしても今作はとてもテンション高めに書き上げた感じでした。というか終始気分は高揚してたのでなんだか充足感が凄まじい。
 たぶんバトルシーンを書けたのが大きいのだと思いますね。特に命懸けの戦いとか想いと想いのぶつかり合いが大好きです。大好物です。
 ですが恐らく次に書き上げるのはバトルシーンとかないほのぼのした作品になるのではないかと思ってます。
 というかそうじゃないとヤバい。
 そう、次に公開する予定としましては『捨て猫』シリーズなのです!
 なので近々、そちらの最新話で皆様に会えれば幸いです!

 では、残りのページも押してきましたので一先ずはここでお別れとさせていただきます。
 それでは、ここまでお読みになってくれた皆様に最大限の感謝を込めて。
 また会える日までしばしのお別れとなります。



更新日:2017-04-15 23:06:32

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