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小説

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ふたたびダンスのできる余地

男と女は体が離れれば終わってしまう

これが重幸さんと別れてから20年を経た正直な感想だ

もちろん見た目も変わる

自分のことは大いに棚に上げて

50代になった彼を受け入れられないのは残酷な事実だ


表題は「マディソン郡の橋」からの引用だけど

この章の冒頭3行に書かれている至高の体験を

若い時はしたことがなかった

精神的なオーガズムはほかのどんなものとも違う特別なものだ

これはきっと20年たっても忘れられるものではない


ただじっと見つめ、同じように見つめ返し、3メートルの距離を置いたまま
しっかりと、深く、解き難く結ばれる、という経験は
妄想でも勘違いでもなく
奇跡ともいえる恋愛の実感である

これを知ってしまったらもうからだの相性なんてどうでもいい

更新日:2017-03-25 16:51:47