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小説

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蜜月~ハネムーン 2~

挿絵 300*199

2日目の午前中もアレクセイは仕事に出かけた。初日は長旅の疲れで彼が戻るまで寝てしまっていたが、今日はそういうわけにはいかない。
かといって、慣れない市内を一人で歩き回ることは危険を伴う。
市場からの帰り道で本屋により、2~3冊の小さめの本を購入した。
アレクセイが戻るまでの時間をつぶせそうだ。

「今日はどこに連れて行ってくれるのかな」

時折、活字から目を上げて窓からの景色を眺める。
路地の奥まったところに建っているホテルのため、眺めがいいわけではない。それでも南向きの部屋に太陽の光が降り注ぐ。

彼が戻る姿を見つけようと、窓辺に椅子を置きそこでページを綴っていた。


更新日:2016-12-12 08:42:56