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五の巻 初めてのジム戦!! ノズパスを突破せよ!!
【カナズミシティ カナズミジム】
ゴツゴツとした岩の散らばるカナズミシティのバトルフィールド。そこに立つのは挑戦者であるユウキのミズゴロウ。
そして、その相手は髪を大きなピンクのリボンで結び、紺のワンピースに赤いネクタイをしたジムリーダー――ツツジの赤い磁石の鼻が特徴的なコンパスポケモン――ノズパスだ。
カナズミシティへと辿り着いてから数日経ち、ユウキが力試しと言わんばかりにカナズミジムへと挑戦しに行ったので、俺はその付き添いとして観覧席でバトルを見ている。ちなみに、観覧席には俺以外にもたくさんの見学者が来ていて、応援の言葉が飛び交っている。
「がんばれー、ツツジ先生ー!!」
「絶対勝ってねー!! そんな白い頭のお兄ちゃんなんか倒しちゃえー!!」
「ユウキ負けろぉおおおおおおおおおおおおおお!!」
「ツツジ先生のノズパス、今日もカッコいいなぁ!!」
「おい誰だ、ユウキ負けろとか言ったやつ!! っていうか、絶対ノワールだろ!! 声でバレバレなんだよ!!」
ユウキがなにか言っているがとるに足らないことなので無視する。まぁ、ご覧のとおり観覧席には俺以外にも、たくさんの子供たちが見に来ていた。正確にはトレーナーズスクールの生徒だがな。
このカナズミジムのジムリーダーであるツツジは、トレーナーズスクールの教師もやっているらしく、よくこうして生徒に見学をさせているそうだ。スクールの授業の一貫として、生のジム戦からポケモンバトルを学ばせるということだな。このジムとスクールが一つになっている授業プログラムがなかなか好評らしい。
で、俺はユウキが無様に負けることを期待していたんだが、今のところはユウキが有利な状態でバトルが進んでいる。ユウキのミズゴロウが得意とする水タイプの技は、ツツジの岩タイプのノズパスに効果抜群だからな。このタイマンに持ち込んでいる時点で上出来だ。
ゴツゴツとした岩の散らばるカナズミシティのバトルフィールド。そこに立つのは挑戦者であるユウキのミズゴロウ。
そして、その相手は髪を大きなピンクのリボンで結び、紺のワンピースに赤いネクタイをしたジムリーダー――ツツジの赤い磁石の鼻が特徴的なコンパスポケモン――ノズパスだ。
カナズミシティへと辿り着いてから数日経ち、ユウキが力試しと言わんばかりにカナズミジムへと挑戦しに行ったので、俺はその付き添いとして観覧席でバトルを見ている。ちなみに、観覧席には俺以外にもたくさんの見学者が来ていて、応援の言葉が飛び交っている。
「がんばれー、ツツジ先生ー!!」
「絶対勝ってねー!! そんな白い頭のお兄ちゃんなんか倒しちゃえー!!」
「ユウキ負けろぉおおおおおおおおおおおおおお!!」
「ツツジ先生のノズパス、今日もカッコいいなぁ!!」
「おい誰だ、ユウキ負けろとか言ったやつ!! っていうか、絶対ノワールだろ!! 声でバレバレなんだよ!!」
ユウキがなにか言っているがとるに足らないことなので無視する。まぁ、ご覧のとおり観覧席には俺以外にも、たくさんの子供たちが見に来ていた。正確にはトレーナーズスクールの生徒だがな。
このカナズミジムのジムリーダーであるツツジは、トレーナーズスクールの教師もやっているらしく、よくこうして生徒に見学をさせているそうだ。スクールの授業の一貫として、生のジム戦からポケモンバトルを学ばせるということだな。このジムとスクールが一つになっている授業プログラムがなかなか好評らしい。
で、俺はユウキが無様に負けることを期待していたんだが、今のところはユウキが有利な状態でバトルが進んでいる。ユウキのミズゴロウが得意とする水タイプの技は、ツツジの岩タイプのノズパスに効果抜群だからな。このタイマンに持ち込んでいる時点で上出来だ。
更新日:2013-12-06 00:00:50