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(ヒカリ編)

「サトシ、準備はいい?」
「ああ、何時でもいいぜ」
「ダブルバトルよ? 組み合わせは決まってるの?」
「ああ、勿論だ」
「ふふ、負けないんだから、行くわよ~トゲキッス、ミミロル!」
「じゃ、俺は、ケンホロウ、グレイシア君たちに決めた!」
「ホロ~!」
「グレイ!」
「! まあ、可愛い綺麗~サトシのケンホロウも、グレイシアも体の艶綺麗だわ~」
「はは、サンキューヒカリ、どっちも女の子だから、そう言われて嬉しいと思うぜ? な?」
「ホロ~」
「レイシ」

嬉しそうに照れ笑いをする2匹
ヒカリは、その可愛らしい笑みに自身を重ねる

「(あ~、私も、可愛いって言ってくれないかな~・・・無理か; サトシだもんね~・・・)

トホホ・・・自分が好きな人は、相も変わらず鈍感の女心など、無理に決まっているのだから・・・


「それじゃ・・・」
「ええ・・・」
「「バトル開始!!」」
「ミミロル冷凍ビーム! トゲキッスエアスラッシュ!!」
「ケンホロウ掻い潜るぜ、そこから影分身、グレイシアも影分身だ!!」

「!? 焦っちゃダメよ、2人とも、ミミロル回転から冷凍ビーム、トゲキッスも回転波動弾!!」

冷凍ビームは地上を波動弾は空へ放たれる

「ケンホロウ! 今だ、ツバメ返し、グレイシア氷の牙!!」
「!? ああ!?」

ケンホロウは消す間に、ツバメ返しをトゲキッスに、彼女の背に乗っていたグレイシアがひらっと飛び降り氷の牙をミミロルへ決めた

「この負けるな!! ミミロル飛び蹴り、トゲキッス今よ神速!!」
「グレイシアは後ろへ、ケンホロウは急降下!」
「! ミミロル! トゲキッス!」
「いけえ、アイアンテールとブレイブバードだ!!」
「あ~!!」

ミミロルとトゲキッスは戦闘不能に

「あう~・・・ダメか・・・あたしまだまだだな・・・ハルカよりも」
「そうだな、まだまだだな」
「うう、慰めてくれないの? ハルカみたいに・・・」
「でも、いい感じだな」
「え?」
「前よりも、強くなってるミミロルも、トゲキッスも」
「!」
「ハルカと比べるなって、お前の速度で頑張ればいいんだよ、後な? ミミロルに電気技教えればどうだ?」
「え?」
「そうすればもっと、コンテストの幅広がるんじゃないか? トゲキッスも色々出来そうだし、そういうのを見つけて行って、練習特訓して強くなっていけって、な? そう言えば、新しい仲間居るんだろう?」
「え? ええ、アメタマ、イルミーゼ、ゴクリン、ブーピッグよ」
「おお、へ~いいメンバーだ、草タイプいないよな? ヒカリは」
「う、そうよ、だから、今度のリーフトーナメント出れないのよ・・・私」
「そうか・・・そうだ! お前にタマゴやるよ!」
「へ? タマゴ?」
「おう、あのな? 俺の友達で、育て屋さんで頑張っている奴いるんだ、でな? 不思議なタマゴ結構あって、良ければ、サトシどう?って言われたんだけど、もしよければだけど、ヒカリ育てないか?」
「! 欲しい!!」
「私も欲しいかも!」
「「「俺も!!」」」
「あたしも欲しい!」
「「あたしも!」」
「僕も!!」
「! デント、アイリス、掘って来たのか?」

いつの間にか、帰って来た2人を振り返り見る

更新日:2014-05-20 19:40:56

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