• 作品を探す:

小説

携帯でもPCでも書ける!

  • 4 / 26 ページ

プシュケ―の両親は、美人でほまれ高い末娘のプシュケ―に縁談が来ないことを不審に思い、八坂神社の一角にあるアポロン神殿に行き、神託をうけることにした。

「アポロンはん、アポロンはん!何でうちのプシュケ―には、いっこも縁談がきぃしませんのやろ?」

キューピッドは柱の陰に隠れ、アポロン神殿の巫女のふりをして言った。

「心配せんでよろし。ちょうどプシュケ―に似合いのええ男がいるさかい。今晩、清水さんの舞台から飛び降りるよう言いなはれ」

「えぇっ!そんなことしたら、死んでしまいますやん」

「大丈夫や。神さん、信じよし」

両親は、半信半疑ではあったが、神託に逆らうわけにもいかず、プシュケ―を清水寺まで送って行った。

更新日:2013-04-20 12:12:54

京都生まれのキューピッドとプシュケー