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小説

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キューピッドは、銭屋の向かいにある呉服屋の二階に上がらせてもらうと、弓矢を準備してプシュケ―が店舗の上階にある自宅の窓から顔をのぞかせるのを待った。

しかし、折悪しく季節は春。

花粉症のキューピッドは、くしゃみをした拍子に恋の弓矢で自分を傷つけてしまった。

ちょうどその時、プシュケ―が二階の窓から顔を出した。

その瞬間、キューピッドは激しい恋に落ちた。

「どないしょ。わてプシュケ―はんのこと好きになってしもた・・・」

その日からキューピッドは、プシュケ―を自分のものにすべく、あらゆる手段を使ってプシュケ―に来る縁談を邪魔し始めた。

更新日:2013-04-20 12:12:30

京都生まれのキューピッドとプシュケー