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『ちょっと・・・冗談でしょ?私あの天竜人よ!?』
「そんなん関係ねぇ!俺の仲間になれ!」

周りを見渡す。
みんな、私を見てた。
あの恐れるような怯えた目じゃなくて、優しい目。

「俺はかまわねぇぞ。」
ゾロ・・・。
「いいに決まってるじゃない!」
ナミ・・・。
「当然オッケーだよぉ!!」
サンジ・・・。
「お、俺もいいぞ!!」
ウソップ・・・。
「歓迎するゾ!!」
チョッパー・・・。
「ふふ、私もよ。」
ロビン・・・。
「テメエみたいなヤツは好きだ!!」
フランキー・・・。
「ヨホホホ!!お嬢さん、ぜひぜひお仲間になってください!」
ブルック・・・。


私はあの時のことを思い出した。

{アル!!この世にはあなたを分かってくれる人が絶対にいる!!
あなたと一緒に世界の運命を背負ってくれる人がいる!!
生きて!!その人達と一緒に人生を歩みなさい!!}


お母さん・・・私、この人達と一緒にいていいかな?
世界の災いである私でも、いいかな・・・?

「アル!!来いよ!!俺たちの船に!!」
この時、私の返事は決まった。

『うん!貴方達の仲間になる!!!』
まだ私の事を全部は話せないけど・・・。
いつかきっと、話そう!!

「よ~し!!!宴だああああああ!!!!!!!」
「「「「「「「「「オオオオオオオオオ!!!!」」」」」」」」」

麦わら一味に仲間が増えた。
世界から選ばれた者をかかえた一味がこれからどんな運命を
歩むのか、誰にも分からない。

更新日:2013-02-22 23:28:07

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