- 18 / 104 ページ
瞳
「また明日ね!」
「うん!ばいばーい」
ゆきに別れを告げて教室を出る。
長い一日が終わった。
未だに、顔を思い浮かべれば鼓動が速くなる。
どこかで会ったのかもしれない、とか
気づいたらそればかり考えている。
『彼』のこと。
『風見隼人』のこと。
鼓動が何かを叫ぶ声が全身に伝わってくる。
思い出したいのに、脳がそれを拒む。
踏み出してはいけないのかもしれないけど
気になって仕方がない。
勘違い?
それならいいけれど。
もっと、もっと大切な何かを
忘れているような気がして。
♪♪♪~~
下校途中。
鞄の中の携帯が着信を知らせる。
表示されていたのは
【 1 通の新着メール : 奥山 大智 】
「・・・奥山くんだ・・・・」
またきてる。
そういえば今日は喋ってないかも。
あ、違う。朝に声かけられたっけ。
やっぱり今日は長かったな。
< こんにちは。今日ってこれからヒマ?>
開いたメールに驚く。
暇?
・・・・うん、暇。
<暇だよー?>
何も考えずに返信したら。
<じゃあ今から駅前の喫茶店来れる?>
「・・・・・」
喫茶店?
・・・・・ええ?!
これって、誘われてるんだよね。
でも何で奥山くんがあたしなんかに??
理解、不能。
<行けるけど・・・何で?>
♪♪♪~~
<瀬川さんとゆっくり話したいなーと思って(^^)>
「や・・・っば・・・・//」
何これ。
すごいキュンとくるんですけど!
まぁ、、イケメンさんだから誰にでもこんな感じなんだろうけど。
でもいいかな?今日はホントに暇だし。
<分かった!今から行くね(^^*)>
なんか、はしゃぎすぎかも。
でもやっぱり男友達って新鮮だよね!
<ありがとう。待ってる。>
「ふふっ♪」
なんだか嬉しくなって
頬を緩ませたまま駅前に向かった。
一日中 頭を悩ませていた『彼』のことは
もう、すっかり忘れていた。
「また明日ね!」
「うん!ばいばーい」
ゆきに別れを告げて教室を出る。
長い一日が終わった。
未だに、顔を思い浮かべれば鼓動が速くなる。
どこかで会ったのかもしれない、とか
気づいたらそればかり考えている。
『彼』のこと。
『風見隼人』のこと。
鼓動が何かを叫ぶ声が全身に伝わってくる。
思い出したいのに、脳がそれを拒む。
踏み出してはいけないのかもしれないけど
気になって仕方がない。
勘違い?
それならいいけれど。
もっと、もっと大切な何かを
忘れているような気がして。
♪♪♪~~
下校途中。
鞄の中の携帯が着信を知らせる。
表示されていたのは
【 1 通の新着メール : 奥山 大智 】
「・・・奥山くんだ・・・・」
またきてる。
そういえば今日は喋ってないかも。
あ、違う。朝に声かけられたっけ。
やっぱり今日は長かったな。
< こんにちは。今日ってこれからヒマ?>
開いたメールに驚く。
暇?
・・・・うん、暇。
<暇だよー?>
何も考えずに返信したら。
<じゃあ今から駅前の喫茶店来れる?>
「・・・・・」
喫茶店?
・・・・・ええ?!
これって、誘われてるんだよね。
でも何で奥山くんがあたしなんかに??
理解、不能。
<行けるけど・・・何で?>
♪♪♪~~
<瀬川さんとゆっくり話したいなーと思って(^^)>
「や・・・っば・・・・//」
何これ。
すごいキュンとくるんですけど!
まぁ、、イケメンさんだから誰にでもこんな感じなんだろうけど。
でもいいかな?今日はホントに暇だし。
<分かった!今から行くね(^^*)>
なんか、はしゃぎすぎかも。
でもやっぱり男友達って新鮮だよね!
<ありがとう。待ってる。>
「ふふっ♪」
なんだか嬉しくなって
頬を緩ませたまま駅前に向かった。
一日中 頭を悩ませていた『彼』のことは
もう、すっかり忘れていた。
更新日:2013-02-27 18:52:11