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第三回:天を貫け殺人ライナー!
シロー達による超人サーカスの様な部活紹介が終わった日の放課後。
早速成果が出ています。
「よ、良かったよ〜………」
「野球部潰れる所でした~…」
あたしと進次郎君は嬉し泣きをしている。
新しい仲間。
しかも、天才プレーヤー!
最高!
「よし!これで9人だな!試合出れるぞ!」
「あァ?何寝言言ってんだテメェ…。寝言はいつ言うか知らねえのかァ?」
刀矢君は何か勘違いしているみたい。
野球部三人組+パンダヒーロー(あたしを除く)+新入部員一名で9人とか思ってるみたいね。
「と、刀矢君……バニーさんは試合に出ないし…」
「そうよ。あたしはサイン、コーチャーとかよん?」
「だーっ、そうか!ならあと一人か!」
「だからぁ……」
「刀矢。パンダヒーローが試合に出るのは次の試合だけだ…」
「………」
あ、固まっとる。
おーい。
刀矢君の目の前で手を降ってみる。
「うわぁぉぁぁぁぁだぁ!!」
「!?」
うわっ、びっくりした!
そんな叫び方も初めて聞いた!
やっと理解したみたい。
「なんだこいつら………」
「………」
一つ言わせてもらうとね?
この新入部員、先輩を敬う的な気持ちがまるで見えない。
敬語ゼロ!
わお!
逆に凄いと思う!
「ま、とにかく……赤城君、ほんとに本入部?」
「そうだ、何度も言わせんな」
「うぐぅ……」
ぐぬぬぬぬ……。
シローが二人いるみたいでなんか腹立つ……。
このチャラ男!
DQN!
あほ!
あたしは引きつった顔を隠せなかったが、頑張って威厳的な物を見せようと心掛けた。
「そ、そう…なら入部届けをね…?」
「………入部届け?」
「え?」
「届けなんかいるのか?」
「えっ、当たり前じゃない!」
「……嘘つくな。前の学校じゃ出さなかった」
「え、えーと…」
「お前、野球推薦で入ったろ」
シローが会話に割って入ってきた。
「?そうだ」
「こっちには試験だろ?残念だが推薦じゃないなつは部活に入るのに届けが必要なんだよ。分かったら職員室でもらって来い!」
「む……そうなのか」
ガラララ……。
ピシャン!
「……凄いの来たな!夏原!」
「刀矢君……。なんかどっかの誰かさんみたいだと思わない?」
「………確かに」
「ケケケケ…!あいつ世間知らずのお坊っちゃまか何かか?ケケケケ!」
うわ!何その悪魔みたいな笑い方!
世間知ってても常識を知らないあんたが言うな!
と、精一杯叫んでみた。
もちろん心の中でね。
ガラララ…。
お?
戻ってきた?
「あの~…野球部ってここですよね?」
「そうだけど…」
「…僕でも入れますか……?」
「ふ、ふ、ふ…」
「?」
「「「「二人目だぁぁあぁぁ!!!」」」」
素直に凄いと思った。
シローのあの部活紹介で、その日にもう二人も入部希望者が!
性格がまるで正反対なんだけどね……。
早速成果が出ています。
「よ、良かったよ〜………」
「野球部潰れる所でした~…」
あたしと進次郎君は嬉し泣きをしている。
新しい仲間。
しかも、天才プレーヤー!
最高!
「よし!これで9人だな!試合出れるぞ!」
「あァ?何寝言言ってんだテメェ…。寝言はいつ言うか知らねえのかァ?」
刀矢君は何か勘違いしているみたい。
野球部三人組+パンダヒーロー(あたしを除く)+新入部員一名で9人とか思ってるみたいね。
「と、刀矢君……バニーさんは試合に出ないし…」
「そうよ。あたしはサイン、コーチャーとかよん?」
「だーっ、そうか!ならあと一人か!」
「だからぁ……」
「刀矢。パンダヒーローが試合に出るのは次の試合だけだ…」
「………」
あ、固まっとる。
おーい。
刀矢君の目の前で手を降ってみる。
「うわぁぉぁぁぁぁだぁ!!」
「!?」
うわっ、びっくりした!
そんな叫び方も初めて聞いた!
やっと理解したみたい。
「なんだこいつら………」
「………」
一つ言わせてもらうとね?
この新入部員、先輩を敬う的な気持ちがまるで見えない。
敬語ゼロ!
わお!
逆に凄いと思う!
「ま、とにかく……赤城君、ほんとに本入部?」
「そうだ、何度も言わせんな」
「うぐぅ……」
ぐぬぬぬぬ……。
シローが二人いるみたいでなんか腹立つ……。
このチャラ男!
DQN!
あほ!
あたしは引きつった顔を隠せなかったが、頑張って威厳的な物を見せようと心掛けた。
「そ、そう…なら入部届けをね…?」
「………入部届け?」
「え?」
「届けなんかいるのか?」
「えっ、当たり前じゃない!」
「……嘘つくな。前の学校じゃ出さなかった」
「え、えーと…」
「お前、野球推薦で入ったろ」
シローが会話に割って入ってきた。
「?そうだ」
「こっちには試験だろ?残念だが推薦じゃないなつは部活に入るのに届けが必要なんだよ。分かったら職員室でもらって来い!」
「む……そうなのか」
ガラララ……。
ピシャン!
「……凄いの来たな!夏原!」
「刀矢君……。なんかどっかの誰かさんみたいだと思わない?」
「………確かに」
「ケケケケ…!あいつ世間知らずのお坊っちゃまか何かか?ケケケケ!」
うわ!何その悪魔みたいな笑い方!
世間知ってても常識を知らないあんたが言うな!
と、精一杯叫んでみた。
もちろん心の中でね。
ガラララ…。
お?
戻ってきた?
「あの~…野球部ってここですよね?」
「そうだけど…」
「…僕でも入れますか……?」
「ふ、ふ、ふ…」
「?」
「「「「二人目だぁぁあぁぁ!!!」」」」
素直に凄いと思った。
シローのあの部活紹介で、その日にもう二人も入部希望者が!
性格がまるで正反対なんだけどね……。
更新日:2013-02-27 23:33:29