• 作品を探す:

小説

携帯でもPCでも書ける!

  • 9 / 50 ページ

第6話「最後の夏祭り」

『じゃ、行ってきまーす』

今日は待ちに待った
夏祭り当日。

「あ、待った花梨!」
『え?』

玄関のドアに手をかけた途端
いきなり、呼び止められた。

「夏祭り行くなら
 浴衣きなきゃでしょ?」

妙に張り切ったお母さんが
にこっと笑う。

『いいよ時間ないし・・・』
「いいからいいから」

折れてくれなさそうな雰囲気に
なんとなく、諦めがついた。

それに
結衣とすごす最後のイベントは

特別にしたいから。

更新日:2013-01-12 22:37:34