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5月

-霧風家-
綺美「すごい豪邸だね」
一人「そうだな」
蒼「皆さん、どうぞお入りになって」

-玄関-
 そこはまるでホテルのロビーみたいに広かった
策磨「すっげぇ」
烈哉「初めて見るね、こういったところは」
清香「・・・」
茜「こういうところに住んでみたいー!」
蒼「今回は皆さんが来るということなので、ちょっと仕掛けを
  しました、食卓に行けるまでがゴールです、こうしたほうが
  楽しくなるでしょ?」
茜「蒼ちゃんナーイス!」
策磨(うーむ・・綺美さんもいいが蒼さんもなかなか・・)
蒼「せっかくなので2組に別れて行動しましょ」
綺美「さんせーい!」
烈哉「僕もです」
一人「あ、俺も」
茜「あんたは何してんのよ!ほらグループ分けするわよ!」ビシ
 茜は策磨の背中を思い切り叩いた
策磨「いってぇ!スパイクの勢いで叩くなって!」

結果
茜、烈哉、策磨     一人、清香、綺美、蒼
(第一グループ)    (第二グループ)

策磨「うおー!一人!俺と変われー!」
烈哉「本当に策磨は運がないね」
策磨「うるせー!」

綺美「やっぱりお兄ちゃんと一緒だ♪」
一人「やっぱりってなんだ」
清香「・・・」
蒼「では行きましょう、あ、言っておきますけど私も仕掛けは
  知りませんわ」

第一グループ
策磨「くそー、引き運悪いぜ」
茜「馬鹿言ってないで行くわよ」
烈哉「ところで仕掛けとはなんだろうね」
策磨「さぁ」

第二グループ
綺美「本当に広くて迷っちゃいそうだなー」
蒼「ご安心を、その場合にはSPが対処してくれますわ」
綺美「迷ったらお兄ちゃんが見つけてくれる!」
一人「俺かよー、俺も迷いそうだわ」
蒼「仲がよろしいですのね」
綺美「もっちろん!」
蒼「ふふふ、ところであなた」
 清香を指す
蒼「あなた随分と無口なのね、何かおっしゃたらどうです?」
清香「別にいい」
蒼「そう、まぁよろしいですわ、進みましょう」
綺美「あ、私も無口だから気になってたのよね」
一人「こら、そんなこと言っちゃだめだぞ」
綺美「はーい」

第一グループ
策磨「なんもねぇな」
茜「そうねぇ」
烈哉「いや、もしかしたらあそこの角から変装した使用人が
   マスクを被って追っかけてくるってこともあるかもしれな・」
 今まさに烈哉の言ったことになった
使用人A「オオオ~~!」
茜「キャーーー!」
策磨「ふざけんなよ烈哉!」
烈哉「いや今のはたまたま言っただけで」

第二グループ
綺美「何もないねー」
蒼「変ですわねぇ」
 とそのとき床が割れて全員落ちる
一人「えええ!?」
綺美「えっ!?」
清香「・・!!」
蒼「まっ・・」

 それぞれバラバラに落ちた

更新日:2012-11-13 23:56:41

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