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7月(夏休み)

 とうとう入った夏休み、今年も8月31日まである

-7月26日-

ピンポーン
綺美「はーい」ガチャ
???「む、綺美ちゃん」
綺美「あ、瑠流ちゃん」
母「あら、瑠流ちゃんじゃないの」
瑠流「今年もよろしくお願いします」
母「はいよろしく、あらお母さんがいないじゃない」
瑠流「お母さんはそこのスーパーで買い物をしてから来るそうです」
母「あら、ちょうど一人もそのスーパーに買出しに行かせたし
  もしかしたら会うかもね」
瑠流「早く一人お兄ちゃんに会いたいなー」
母「さぁここではなんだから上がって上がって」
瑠流「はーい」


-スーパー-
一人「あとは生卵1パックで終了だな」
瑠流母「もしかして一人君?」
一人「ん?あ!瑠流のお母さん、お久しぶりです」
瑠流母「そうね、また背が伸びて男前になったんじゃない?」
一人「そうでもありませんよ」
瑠流母「今年もお世話になるわね」
一人「いえいえ、もう慣れたことじゃないですか」
瑠流母「それもそうね」


一人「ただいまー」
綺美「あっ帰ってきた!」
瑠流「本当!?」
 二人はダッシュしていく

一人「おう、瑠流久しぶりだな」
瑠流「うん!会えて嬉しいよ!」
綺美「お兄ちゃん、瑠流ちゃん、一緒にゲームやろうよ」
一人「いいぞ」
瑠流「わかった!」

瑠流母「今年もお世話になります」
母「気軽にしていくといいわよ」
瑠流母「これさっきスーパーで買ったものだけど、お土産代わりと
    言っちゃなんだけど、はい」
母「貰っちゃっていいの?」
瑠流母「気にしない、気にしない」
母「じゃあありがたく貰っておくわ」
瑠流母「それより一人君、またかっこよくなっちゃって・・あれじゃ
    また瑠流が甘えちゃうわ」
母「はっはっは!まぁそこは見逃してあげて」
瑠流母「でも・・ま、心配ないか」

綺美「いいこと考えた!このゲームで勝ったほうがお兄ちゃんに
   好きなことできる!どう?」
瑠流「やる!」
一人「俺をおもちゃみたいにしないでくれ・・」

DROW
一人(良かったー)
綺美&瑠流「むー」
一人「そんな不機嫌になるなって、しょうがないから一つだけ
   ならいいぞ」
綺美&瑠流「やったー!」
綺美「じゃあ瑠流ちゃんこうしよう」ごにょごにょ←耳元で言ってる
瑠流「!いいね!そうしよう」
一人「で、何すんだ?」
綺美「じゃあ瑠流ちゃん、せーの・・」
綺美&瑠流「一緒に寝る!」
一人「・・・え?マジ?」
瑠流「もっちろん!」
一人「でもなー・・寝れるスペースがあんまりないぞ?」
綺美「くっついて寝ればいいんじゃない?」
瑠流「綺美ちゃんナイスアイディア!」
一人「今夏だぞ・・暑いに決まってるじゃねぇか」
瑠流「一人お兄ちゃんは約束を破るの?」
一人「うぐ・・あーもう!わかったよ!」
綺美&瑠流「イエーイ!」


PM23時
一人(ぜ、全然寝れねー)
綺美「明日は何する?」
瑠流「一人お兄ちゃん決めて」
一人「んなこと言われてもな(どっちかって言えば
   ゴロゴロしてたい)」
綺美「じゃあ遊園地!」
瑠流「私もそれがいい!」
一人「遊園地か・・まぁいいぞ」
綺美「じゃあお兄ちゃん綺美とジェットコースターでも・・」
瑠流「だーめ!私とお化け屋敷行くの!」
一人「俺もう寝るから決めとけよ」
綺美&瑠流「む~~~!!」
 謎の火花が散る

更新日:2012-12-24 23:16:31

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