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生きたままで生まれ変われる!?
神社のある方角に霧を見つけて全力で走ってきたヒロは・・・
「ハァ・・・ハァ・・・ふぅ~っ」
息を切らし、しばらく両ひざに両手をついて呼吸を整えた。
「あれっ!? ここは・・・」
そこは、ときどき遊びにくる【商店街の入り口】だった。
ヒロは首をかしげながら思った。
(僕は、たしかに【神社の入り口】に来たはずなのに・・・)
辺りは真っ白な霧に包まれていた。
霧が濃すぎて3メートル先も見えないほどだが、いつもの
商店街の入り口にある【鳥居のような門】が見えた。
門には【三和(さんわ)商店街】と書かれている。
「やっぱり、いつもの【駄菓子屋さん】がある商店街だ・・・」
ヒロは不思議そうに周囲を見渡した。
(いつもと違う・・・お店も皆、閉まっているし・・・)
突然現れた【幻の商店街】に少し戸惑いながらも
ヒロは大きな門をくぐり足を踏み入れた。
少し歩くと、目の前に真っ白な髪とヒゲの【おじいさん】が現れた。
老人「ヒロ、だいぶ大きくなったな!」
ヒロ「・・・僕、まだ小さいョ」
老人「そうか、まだ小さいか。ふぉっふぉっふぉっ(笑)」
ヒロ「おじいさん、もしかして神様?」
老人「神様? よく言われるが、わしはただの老人じゃ・・・ふぉっふぉっふぉっ(笑)」
ヒロ「・・・おばあちゃんと、おんなじだ」
老人「・・・わしが?」
ヒロ「だって、笑ってばっかりなんだもん」
老人「ふぉっふぉっふぉっ(笑)・・・そうか。 ヒロの婆ちゃんもよく笑うのか」
ヒロ「ねぇ、おじいちゃん。僕、神様に会いに来たんだけど、どこにいるの?」
すると老人は、まるで孫を見るような優しい笑顔で言った。
老人「よし。 ついておいで・・・神様に会わせてやろう」
神社のある方角に霧を見つけて全力で走ってきたヒロは・・・
「ハァ・・・ハァ・・・ふぅ~っ」
息を切らし、しばらく両ひざに両手をついて呼吸を整えた。
「あれっ!? ここは・・・」
そこは、ときどき遊びにくる【商店街の入り口】だった。
ヒロは首をかしげながら思った。
(僕は、たしかに【神社の入り口】に来たはずなのに・・・)
辺りは真っ白な霧に包まれていた。
霧が濃すぎて3メートル先も見えないほどだが、いつもの
商店街の入り口にある【鳥居のような門】が見えた。
門には【三和(さんわ)商店街】と書かれている。
「やっぱり、いつもの【駄菓子屋さん】がある商店街だ・・・」
ヒロは不思議そうに周囲を見渡した。
(いつもと違う・・・お店も皆、閉まっているし・・・)
突然現れた【幻の商店街】に少し戸惑いながらも
ヒロは大きな門をくぐり足を踏み入れた。
少し歩くと、目の前に真っ白な髪とヒゲの【おじいさん】が現れた。
老人「ヒロ、だいぶ大きくなったな!」
ヒロ「・・・僕、まだ小さいョ」
老人「そうか、まだ小さいか。ふぉっふぉっふぉっ(笑)」
ヒロ「おじいさん、もしかして神様?」
老人「神様? よく言われるが、わしはただの老人じゃ・・・ふぉっふぉっふぉっ(笑)」
ヒロ「・・・おばあちゃんと、おんなじだ」
老人「・・・わしが?」
ヒロ「だって、笑ってばっかりなんだもん」
老人「ふぉっふぉっふぉっ(笑)・・・そうか。 ヒロの婆ちゃんもよく笑うのか」
ヒロ「ねぇ、おじいちゃん。僕、神様に会いに来たんだけど、どこにいるの?」
すると老人は、まるで孫を見るような優しい笑顔で言った。
老人「よし。 ついておいで・・・神様に会わせてやろう」
更新日:2009-01-22 01:51:34