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【正解4-2】


 交流分析でいうストロークとは、『存在認知の刺激』のことです。

 元々は、『一撃、ひとかき、触れる、なでる』というような意味の英語です。

 どういう行為にしても、「そこにあなたがいることを私は知っています」という意思表示がストローク。だから「こんにちは」という挨拶も「ばかやろう!」という罵声もストロークだし、「あなたはそこにいません」と言ってもそれはストローク。また無言でも、にっこり微笑んだり、頭をなでたり、殴ったり、、、そういう”身体的ストローク”もあります。
 どんなストロークでも、ないよりはマシ。。前々回の問題でしたね。
 だから、遅刻常習犯とか、ちょっと不良っぽくしてみたり、とか・・そういう態度の裏には、十分ストロークをもらえない人の「こうすることでネガティブなストロークがもらえる。人と関われる」という気持ちが出ていたりもしますね。
 ちょっとずつ、少しずつ、ポジティブなストロークを交換するよう意識していきましょう。
 そしてそのためにひつようなこと・・・そう。それは、

 『成人の自我(A)による気付き』

です。 「ちょっとまてよ・・・」と自問する習慣ですね。

更新日:2009-01-09 21:20:18

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対人関係の心理学【交流分析】って、どんなもの?