投稿者:Aurora
投稿日時:2017-06-10 08:15:07
アレクセイはお父さま似か、お母さま似か、そのこともよく考えさせられます。原作を読むと、懐中時計を握ってママを回想するチビアレクのシーンがありました。本を読んで聞かせるママ、優しくて明るい方だったのかなと思います。パパはドミートリィ兄さんそっくりプラス精悍な方、のイメージを持ちました。皆さん、どんなイメージを持たれるのでしょうね〜。
投稿者:Aurora
投稿日時:2017-06-09 20:13:23
まりこ様
ご感想頂き、ありがとうございます。
ドミートリィは、ずっと以前から書いてみたかった人です。なんてカッコイイ、優しくて、優秀なお兄さん!まさにクラスの女子が憧れる優等生タイプ(笑)。でも志は熱く、最後まで自分の生き方を貫いた男らしい人だったと思います。全てに恵まれた彼の生き様が、かえって衝撃的で、アレクだけでなく私の心にも深く突き刺さりました(涙)。
なぜドミートリィは死ななければならなかったのか。ユーリィのアルラウネへの恋心に気づいていたら、確かに違いましたよね。気づいていたかどうか、私も考えてみたんですが〜。もし気づいていたら、ここまでの悲劇には至らなかったのかと、そんな気もしています。アルラウネはわざわざ、親友の横恋慕をドミートリィに伝え、事態をややこしくする気はなくて知らせなかった。ドミートリィは忙しく、余分なことを考える人ではなかったため、結局知ることがなかったとか。でも最後の打ち合わせにユーリィは来なかったし、もうちょっと慎重になるべきだったとは思います。
ドミートリィも、アルラウネも、ユーリィの気持ちの深さを思い知ることがなかったのかな。知的な二人ですが、多分不幸な偶然が重なってしまった気もします。きっと歴史の秘話には、こういう偶然がありそうですね。
自分の気持ちを整理しながら書いてみました。大好きなドミートリィ兄さん、彼の供養に少しはなったら嬉しく思います。
ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。
投稿者:まりこ
投稿日時:2017-06-08 23:20:24
ドミートリィのお話、興味深く読ませていただきました。
アレクセイは父に似ているというところ、なるほどと思いました。きっとそうだったんでしょうね。
複雑な気持ちになったのは、ユーリィについて語るところです。もし、ドミートリィがユーリィの気持ち、特にアルラウネに対する恋心に気づいていたら、きっと展開は違っていたのでしょうね。最後までそこを見抜けなかったのが彼の悲劇だと思います。人の心の難しさを改めて感じました。
これからも、窓のさまざまな登場人物の語りを楽しみにしています。
投稿者:Aurora
投稿日時:2016-07-20 23:38:33
Browntabby様、ご感想ありがとうございます。
「窓」はメイン以外の人物もそれぞれ印象的で、心に残る作品のように思います。アナスタシアは特に鮮烈で、なぜ彼女がああいう人生を選択をしたのか考えてみたくなりました。共感していただけて、とてもうれしいです。
投稿者:Browntabby
投稿日時:2016-07-20 09:24:34
とても興味深い手法ですね。目から鱗でした。ひとりひとりを掘り下げ、心の内を語らせる。こうしてみると、このお話のキャラクター達の層の厚さが伺えますね。アナスタシアさんの項、胸に染みいり感動しました。
投稿者:Aurora
投稿日時:2016-07-18 23:33:48
Ladybird様、ご感想ありがとうございます。
自分なりに原作を掘り下げて、書いてみました。アナスタシア、彼女にとってアレクセイはどんな存在だったんだろう?二度も我を忘れるような恋に燃えたモーリッツの心の中は?「窓」には本当にいろいろなドラマがあって、考えさせられます。読んで楽しんでいただけて、幸いです。
投稿者:Ladybird
投稿日時:2016-07-18 11:35:01
登場人物たちの独白面白かったです。特にアナスタシアがしみじみきました。彼女の生き方は本当に高潔でしたね。モーリッツとベッティーナも、彼等に視点を合わせてみると、なるほどドラマがあったんだなと改めて思いました。
巡り会い【オルフェウスの窓ss Ⅲ 】の感想